2008年05月20日更新
第8回 実践編
では、ユースケースシナリオに書くべき内容を下記の項目で確認してください。今回は「U01(ユーザを登録する)」を例として(図2)、項目に沿って順番にシナリオの作成方法を解説していきます。
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| 図2:U01(クリックして拡大) |
【ユースケースシナリオに書くべき項目】
1.「ユースケース名」と「ユースケース番号」
2.「主アクタ」───該当ユースケースに関係するアクタ
3.「事前条件」───該当ユースケースが開始される前に必要なる条件
4.「主シナリオ」───ユースケースがうまく動いたときのシナリオ
5.「副シナリオ」───ユースケースがうまく動かないときのシナリオ(「拡張」と呼ぶ場合もある)
6.「事後条件」───ユースケースが終わったときの結果
7.「関連情報」───参考になるような情報
1.「ユースケース名」と「ユースケース番号」
ユースケース番号の付け方にルールはありません。しかしユースケース図とユースケースシナリオを対応させる大事な役割りを持っていますので、会社やプロジェクトでのルールを作っておいた方が管理しやすいでしょう。
ユースケース名:「ユーザを登録する」
ユースケース番号:「U01」
2.「主アクタ」
「主アクタ」はユースケース図を見て、ユースケースに関連づけされているアクタ(開発しようとしているシステムに関係する人)を記入します。例えば、登録されたユーザ情報を管理者が承認するアクションが不要な場合には「管理者」というアクタは必要ありません。この例の場合には、借りた本を返却できる地域に利用者が住んでいることを確認するために「管理者」アクタを設定しています。
主アクタ:「利用者」「管理者」
3.「事前条件」
このユースケースが動くうえで、必要な事前条件はありません。ちなみに「ログインする」というユースケースがあった場合は、「ユーザがシステムに登録されていること」が事前条件になります。
事前条件:「なし」
(次ページに続く)