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ドトーの液晶モニタテスト! 第3回

[特集] オレ達はイイモニタが欲しいんだ!

液晶を いま買わなきゃ いつ買うの!?【お買い得24インチワイド編】

2008年05月22日 20時00分更新

文● 山田 広樹

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Hyundai
W240D

サイズ/解像度 24インチワイド/1920×1200ドット スピーカー 3W+3W
入力端子 D-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、HDMI、コンポーネント
設置面積 幅579×奥行き240×高さ455mm 重量 9.9kg
実売価格 約5万5000円前後

クラス最高の充実機能でお買い得度満点

 DVI-D、HDMIといった2つのデジタル入力にくわえ、コンポーネント、ピボット機能を搭載し、機能面は満点。画面は通常使用時の上下方向で視野角が狭く、とくにコントラストが変化しやすい印象だった。ピボット機能のためか、スタンドを含めた重量は、本記事で紹介するモデルでは最も重い9.9kg。さらに液晶パネル部が回転しやすいため、移動させるときは注意が必要だ。

設定ボタン

設定ボタンはタッチセンサー式を採用し、スタイリッシュ。ただ、ボタンの説明がエンボス仕上げなので、やや見づらく戸惑いがち。映像入力は上下選択ボタンで切り替える

入力端子

HDMI、DVI-D、D-Sub、コンポーネントと、本記事では最高クラスの入力端子を搭載。スピーカーも内蔵するのでHDMIからの音声出力にも困らない

■関連サイト



Acer
P243WAida

サイズ/解像度 24インチワイド/1920×1200ドット スピーカー
入力端子 D-Sub15ピン、DVI-D(HDCP対応)、HDMI
設置面積 幅575×奥行き204×高さ432mm 重量 6.8kg
実売価格 約5万8000円前後

大画面モデルでは希少な光沢パネル採用機

 光沢パネル特有のメリハリのある鮮烈な発色で、映像に迫力がある。視野角は上下に狭く、画像閲覧時には目を凝らすと上部が白トビ、下部が黒ツブレしていることがあったが、左右の変化は少なめ。HDMIを搭載するものの、HDMIからの音声を出力する手段が本体側にないため、機器側で音声を分ける必要があるのが残念。

設定ボタン

設定ボタンは大きめで、左右選択ボタンは1つのボタンでシーソー式に動作するものを採用。下から上に押し上げるタイプだが、ボタンサイズとあいまって操作性は高い

入力端子

HDMI、D-Sub、DVIとこのクラスでは一般的な入力端子を搭載。音声用のライン出力端子は搭載しないので注意

■関連サイト

ライター ヤマダの「オレならコレを買うね」

機能で選ぶなら「W240D」でキマリ!

 液晶画面を実際に見た限り、このクラスはすべてがTNパネルと思われる。視野角はどれも似たかよったかの狭さなので、そこにはこだわらないほうがいい。買いのポイントは入力端子の違いと価格。そう考えると重量10kgと重いけど、ピボット機能も付いている「W240D」が一歩リードかな。「L246WH-BN」も最安値クラスでは4万円台前半で売ってたりして捨てがたいんだけど、なんでデジタル入力がHDMIだけかな~。

「W240D」(写真左)と「L246WH-BN」(写真右)。W240Dは多彩な入力端子に加えて、ピボット機能があるのが強み

■Amazon.co.jpで購入

 欲しい「お買い得24インチフルHDモデル」は決まっただろうか? 次回は、安めのTNパネルでは我慢できない! という人のための「24インチ超ハイエンドモデル」8機種を紹介する。

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