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おとなの社会科見学 Web版 第10回

カタログギフトをGIFCOMが変える

父の日に人間ドックを贈ろう!

2008年05月14日 00時08分更新

文● 山崎マキコ

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月刊アスキー 2008年2月号連動記事

六本木ヒルズ
ヒルズクリニック
MRI

 母の日が過ぎたと思ったら今度は父の日が近づいてきた今日この頃、皆様、今年の作戦はいかがでしょうか。

 こういう行事ってご家庭によって凝ったり凝らなかったりするから温度差はあるけど、わたしはどちらかというと凝るタイプで、毎年あれこれと趣向を凝らすのは子としての楽しみだと思ってるクチです。で、2年ほど前だったと思うのだけど、イトーヨーカドーで面白いカタログギフトを発見して、

「これ、なんかの機会に使えるかなあ」

 とチェックしていたら、そのカタログギフトの発行元に取材に行くことになった。それがGIFCOMさんでありました。

 通常、カタログギフトというと、万能鼻毛切りとか、妙なデザインの小鉢とか、いらん物ばかりが掲載されていて、

「欲しいものが全然ない……」

 と、つぶやいた経験のある人は多いと思うのだけど、ここのカタログの面白いところは「体験を贈る」ということができる点なのである。

 ちなみにわたしが体験取材させてもらったのが、ここの「メディカルギフト」というもので、なんなのかというと、「人間ドックのコース」がカタログギフトの選択肢に入っているというもの。場所は六本木ヒルズに入っている六本木ヒルズクリニックさんで、

「これがセレブ用の病院か!?」

とあっけにとられつつ、六本木の街を見下ろしながら人間ドックを受けるという稀有な体験をしてしまった。

 それと、面白いですよ、脳ドック。頭部のMRIをとってくれるのがこのコースのメインなんだけど、興味深かったのが「頚動脈エコー」。頚動脈の超音波検査で、首筋にゼリー状の潤滑剤を塗ってグリグリ器具を押し付けられるだけという、まったく苦痛のない検査なんだけど、これで動脈硬化の進行がわかるらしい。親御さんがメタボ気味でちょっと心配な人なんかは、父の日、母の日に、ここのメディカルギフトを贈るというのも一興かと思われ。

 ま、今回は体験取材ということで、とびきり変わったものを選ばせてもらいましたが、ごく普通の「体験ギフト」も揃ってます。取材で教わったところによれば、GIFCOMさんのカタログギフトの場合、3万円の「モンテス」というカタログが最も売れてるそうなのだけど、これを選択した場合、たとえば男性向けなら、全国38カ所のゴルフ場からお好みの場所を選んでプレイすることができたりとか、女性向けということで挙げれば、全国143カ所の温泉からお好みの場所で2名様一泊二食付きのプランが選べたりとか、するわけです(あ、誤解のないように言い添えておくと、同じカタログのなかにワインとか季節の食材とか、それこそ食器とか、通常のカタログギフトのジャンルに収まるものも入ってます)。

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