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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第52回

年頃のネコはおもちゃいらず

2008年05月07日 17時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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もう目に付くものなら何でもいい


 たまに1匹で公園をうろうろしてるかと思ったら、もう、目に付くものは何でもいじりたいようで、ぶつかった枯れ草とひとりで遊んでおりました。

何の変哲もない草に興味を示す

岩の上をトコトコ歩いたかと思えば、何の変哲もない草に興味を示して立ち止まる (2008年3月撮影 ソニー「α350」)

草と平行になった姿が妙におかしい

草と平行になった姿が妙におかしかったので思わず撮影(2008年3月撮影 ソニー「α350」)

 そんな猫であるから、虫なんて見つけたらさあ大変。こんな風に追いかけ回しては手を出します。

ちいさな虫にちょっかい

猫の手の先をよく見ると黒くて小さな虫がいる。小さくて動くものがあると気になってちょっかいを出さずにいられない(それは左側の猫も一緒)。1匹が手を出してるときは、もう1匹はちゃんと待機(2008年4月撮影 富士フイルム 「FinePix F100fd」)

 ちなみに向かい側にいる猫も比較的最近捨てられてた猫だが、周りの古参猫たちとなかなか馴染めず、よく喧嘩をふっかけてた。去勢されてからはちょっとおとなしくなったけど、この日は虫を取り合ってたようである。

 もっと面白いシーンもあるのだが、何しろ遊んでるときはちょこまかと動き回るので、AFが間に合わなかったり、被写体ぶれしたりで撮るのが大変なのである。


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は5月14日掲載予定

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