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新たなイタリアンスーパーカーが登場!?

痛車? いいえ、イタ車です!

2008年05月02日 09時30分更新

文● 末岡大祐/アスキーネタ帳編集部

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 情熱の国イタリアといえばフェラーリランボルギーニマセラティといった超弩級スーパーカーメーカーが有名です。そんな歴戦の猛者たちに、新たな仲間が誕生しました。それが「SpadaConcept」と「SpadaVettureSport」が開発したコンセプトカー「Codatronca」(コーダトロンカ)です。

車高が低くて平べったい、そして流線型というスーパーカーの条件にピッタリの「Codatronca」。最初のバージョンはTS(Turismo Sportivo)というグレード名が付けられました

 見てのとおり、エクステリアは非常に斬新ですが、スーパーカー大国で生まれたからには性能も気になるところ。詳しいスペックは発表されていませんが、0-100km/hの加速はなんと約2.7秒を叩き出すとか! フェラーリの現行モデル「F430」が約4秒なので、とんでもないモンスターマシンに化ける可能性があります。

リアメーター

これがリヤから見た図。巨大なアンダーフロアーディフューザーに目が行きがちですが、真ん中にスピードメーターがついているのが分かりますか? 後ろを走るクルマはこれが気になって仕方ないでしょう。右下には牽引フックもついています

 最大の特徴は、クルマの後ろにスピードが表示されること。これは後塵を拝しているクルマに「こっちは○km/h出てるんだぜ!」とアピールするための機能でしょうか。たしかに公道を走る大半のクルマは、Codatroncaのスピードメーターを見るハメになるとは思いますが。

リア

世界的なハコ車レース「FIA GT」のGT1クラスに出場させることを念頭に置いているらしく、レース仕様は自然吸気エンジンで600馬力以上、最高速度340km/h以上をマークするとか。タイヤはピレリ、ホイールはOZレーシング製を装着予定とのことです

 驚くことにこのCodatroncaは市販化を予定しており、40万ドルほどで発売されると予想されています。日本円に換算すると4000万円を越える値段なので一部の富裕層向けのクルマではありますが、最近はエコ重視が多く、夢のあるクルマが減ってきているので、このような「あえて時代に逆行」するスーパーカーの登場は歓迎したいですね。


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