これまでのPS3用ソフトといえば、事前の期待値は高かったものの、発売されてみると、大きな波が起きることもなく、残念な結果になっていることが少なくなかった。しかし、この日発売を迎えた、PS3用シミュレーションRPG「戦場のヴァルキュリア」は、ちょっと様子が違っていたようだ。
発売日を迎える前の段階で、入荷数に対する予約の比率がこれまでのPS3用タイトルとしては非常に高い数字になっていたことに加えて、秋葉原のショップの前には開店を待つ人の姿が見られたという。
さらに、主人公が搭乗する戦車「エーデルワイス号」や、ヒロインのアリシアのフィギュア、設定資料などが同梱された限定版「戦場のヴァルキュリア リミテッドボックス」は、ほとんどのショップで完売になっており、これまで見ることのなかった盛り上がりを感じさせる状況となっていた。
ゲーマーズでは、上記のリミテッドボックスが売り切れてしまっただけではなく、通常版も売り切れるといったように、かなり好調な滑り出しとなっていたようだ。
また、発売当日の24日は、セガのビッグタイトルの発売ではお馴染みの抽選会が秋葉原GIGOにて行なわれており、ソフマップなどの秋葉原の抽選会対象店舗で同ソフトを購入したレシートを持参すると、はずれナシの抽選会に参加できた。
抽選会の景品には、クリアファイルやポストカード、QUOカード、キャラクターデザインを手がけた「本庄雷太氏のサイン入りイラストパネルと、アリシア役の井上麻里奈さんのサイン入りTシャツのセット」といった豪華商品が用意されていた。
17時には、同ゲームでプロデューサーを勤めた野中竜太郎氏も抽選会の会場に姿を見せ、「今回ストーリーもキャラクターもゲームシステムも、全部新しいものになっています。また、戦場での仲間たちとの絆や友情を描きたかったので、そのあたりを遊んでいただければと思います。あと、自分の好きなキャラクターを探したり、好きなキャラクターを集めて部隊を組んで楽しんでもらえればうれしいですね」と作品についてコメントをしていた。
ちなみに、野中氏だが朝からこっそり秋葉原に来て、売れ行きを見守っていたとのこと。
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