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現像ソフトからレタッチソフトへとパワーアップ

Aperture用サードパーティー製プラグイン登場

2008年04月25日 18時09分更新

文● MacPeople編集部

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米アップル社は21日、3月末にバージョンアップしたAperture 2.1向けのサードパーティー製プラグインの配布を開始した。同社のウェブサイトで配布しており、価格は50ドルから299.95ドル。現在は、米タイフェン社、および米デジタルフィルムツールズ社の2つのサードパーティーから、合計4種類のプラグインが公開されている。アップルは先月31日にApertureのアップデートを行った際、サードパーティー向けのプラグインSDKも同時に公開しており、それを受けてのリリースとなった。

タイフェン社からは、さまざまなフィルタを含むプラグインパッケージ「Tiffen Dfx Digital Filter Suite 1.0」がリリースされた。これは、フィルムシミュレーションやカラーコレクション、光や撮影効果などの処理を行えるプラグイン「Tiffen glass filters」を含む、合計1000種類のフィルターを収録したものだ。価格は299.95ドル(オンライン販売価格)。

Tiffen

タイフェン社のAperture用プラグイン、「Tiffen Dfx Digital Filter Suite 1.0」。同プラグインは、「Adobe Photoshop」のほか、「Final Cut Pro」や「Adobe After Effects」用も用意されている

デジタルフィルムツールズ社からは、「Light! 3.5」「Ozone 2.5」「Power Stroke 1.0」という3種類がリリースされた。「Light! 3.5」は、画像に自然な光を追加することが可能で、窓枠や木の枝といった遮蔽物を含む565種類の光のパターンが用意されている。価格は50ドル(オンライン販売価格)。「Ozone 2.5」は、アンセル・アダムスの写真に感化されて開発されたプラグインで、画像を独自のアルゴリズムで11のゾーンに分け、各ゾーンの明るさやコントラスト、ガンマ値を調整できる。価格は50ドル(同)。「Power Stroke 1.0」は、簡単なブラシストロークで複数のマスクを選択し調整することなどが可能。価格は120ドル(同)。

Digital Film Tools社のAperture用プラグイン、「Light! 3.5」「Ozone 2.5」「Power Stroke 1.0」。販売元のウェブサイトでは、3つをセットにしたパッケージを175ドルで販売している


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