日の出を計算する世界初のテレビ――レグザ開発秘話
2008年04月30日 20時44分更新
文● 橋本 優/トレンド編集部、写真●小林 伸、パシャ
操作不要の映像モードだが、いじろうと思えば玄人も唸る!
おまかせモードは完全に「おまかせ」というだけではない。照度環境が異なっても同じような画質にするということは、基準となる画質が必要となるわけだ。
 | 輝度分布と制御特性をヒストグラムでリアルタイムに表示することが可能。これを見ながら画質の微調整が行なえる |
おまかせモードの基準となる画質設定はユーザーが調整できる。そしてその項目は細かい。例えば「明るさ」の設定に関しても、よくあるスライダー設定ではなく、折れ線グラフを用いた設定画面となっている。これは「周囲の明るさがこのレベルのときは、画面の明るさをこのレベルにする」といった、細かい調整を行なうための仕様だ。
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| 明るさの調整画面 |
ダイナミックレンジを広げるための調整も
発表会では詳しく触れられていなかったが、画質補正についても強化されている。ZH500とZV500には「新パワー質感リアライザー」と呼ばれる補正技術が搭載されており、Z3500からソフトウェアの改善によって、ダイナミックレンジを10%向上させている。さらに、暗い映像の階調性アップや肌色の質感の向上、ノイズなどに対する安定性の強化が図られている。
と、文章だけで記述しても分らないと思うので、具体的な効能をイメージとして以下に掲載した(実際の映像ではない)。すべて右側が新パワー質感リアライザーを適用した写真だ。
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| 中間輝度での黒ずみを改善。青空の濃い部分もちゃんと青く表示されている |
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| 白トビしがちの雪景色でも、微妙な陰影をちゃんと視認できるように補正する |
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| 逆に真っ暗な夜景でもコントラスト感を再現できる |
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| 最暗部の階調補正により、黒髪の毛の1本1本の質感が向上している |