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翻訳ソフト

レビュー:Mac-Transer 2008 パーソナル版

2008年05月10日 10時00分更新

文● 倉田吉昭

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あらゆる翻訳作業に対応するプロ志向の強い本格派


Colorio PX-FA700 【SPEC】
開発/販売元●(株)クロスランゲージ 価格●4万1790円
http://www.crosslanguage.co.jp/

対応システム●OS X 10.3.9以上(Leopard対応) 対応機種●PowerPC G3以上またはインテルCPUを搭載したMac

【COMMENT】
値が張るだけあって、翻訳機能や操作性は抜群。英語をある程度読み書きできる人が補助的に利用することで、力を発揮するソフトだろう。


 「MAC-Transer 2008」は、日常的に翻訳作業を行うユーザー向けの本格的な翻訳ソフトだ。約232万語の基本辞書と約433万語の各種専門辞書を搭載し、一般文書はもちろん、専門分野でも高い翻訳性能を発揮する。ステータスバーの「MAC-Transerメニュー」には、和英/英和/単文翻訳などの主要機能を呼び出せる「翻訳パレット」を用意しており、ここから目的の作業を素早く実行可能だ。

MAC-Transer 2008
ステータスバーから各種機能にアクセスできる「MAC-Transerメニュー」(左)。「翻訳パレット」を選べば、主要機能を呼び出すパレットが表示される(右)

 翻訳用のエディターは原文/訳文に加えて、任意の語句をダブルクリックすれば辞書の検索結果と翻訳候補がパネルに表示される。翻訳スピードも高速で、ストレスはいっさい感じない。

MAC-Transer 2008
翻訳候補と辞書の検索結果は、エディターのサイドパネルに表示される。辞書の検索結果をエディター上に反映するには、手動で入力する必要がある

 新機能として、翻訳を実行する前に文章を解析して各単語に訳を付ける「訳振り」機能を搭載。語句の上に訳語が振られるため、文中の単語の意味を確認するのに重宝する。

MAC-Transer 2008
翻訳を実行する前に「訳振り」ボタンをクリックすれば、原文の上に訳語のルビが付く。和英・英和に対応しており、大まかな文章内容を確認するのに最適な機能だ

 さらに、ウェブ検索機能も格段に向上。ウェブブラウザーを起動することなくエディターウィンドウで用語を検索できる「Web検索」や、検索した結果を翻訳して表示する「翻訳検索」を搭載した。検索サイトはGoogle/Yahoo!/Wikipediaから指定可能。もちろん、Safariでアクセスしたウェブページを翻訳する「ブラウザ検索」機能も健在だ。

MAC-Transer 2008 翻訳エディター内の語をGoogleやYahoo!で直接調べられる「Web検索」機能。ウェブブラウザーを起動する必要がないので、作業が中断されない
MAC-Transer 2008 任意のキーワードを検索して、ウェブページを和訳した状態で表示する「翻訳検索」機能。原文は英文と日本文が併記される

 そのほか、エディターを使うほどでもない短い文章を素早く翻訳できる「ワンポイント翻訳」や、英文を音声で確認できる「英文読上」などを用意。日常的に英文のメールを読み書きしたり、英文を翻訳したりする機会の多いユーザーが効率的に翻訳作業を進めるための機能が充実している。さまざまな専門用語辞書が用意されており、目的の異なった幅広いユーザーが満足できる仕上がりだ。


(次ページに続く)

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