2008年04月23日更新
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| 6人1組でさまざまな検証を行ない、1人10投、全60投する。少しでも多くのボールを正確なポイントに落とせるよう改善を繰り返す |
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| アームと土台の隙間にガタつきがあるため、厚紙をはさんで調整。ゴムの支点であるピンを押さえているのは、無駄な振動を防ぐため |
昨年から始まったこの研修。受けた新入社員たちも、楽しみながら臨んでいるという。彼らは、カタパルトを使って何度も投てきしながら前述のDMAIC手法などを学ぶわけだが、実際の悪戦苦闘ぶりを紹介しよう。
まず、「1.8m先にボールを落とす」という明確に定義された目標に対し、実験結果を測定する。そこから、ボールの落ちる位置がばらつく要因には、どんなものがあるのかデータをもとに分析していく。例えば、ボールを飛ばす際にゴムを引く距離、アームと土台をつなぐ部分の微妙なガタつきなども、ばらつく要因になり得る。また、木製のカタパルトには、一見どれも同じように見えて微妙な個体差があるので、ほかのグループの改善策を真似てみても、必ずしも自分たちのカタパルトで結果が好転させられるとは限らない。こうして、改善を繰り返して効果を検証し、最終的に目標の状態に至れば、今度はそれを維持するための管理を行なうのだそうだ。
この研修は、新入社員たちがやがて働く配属先の上司たちからも非常に評判がいいそうだ。
「DMAIC手法を学ぶ研修は本来、入社5年ほどたった社員が、その時自分が手掛けている仕事を課題にして10日間かけて行なっているものです。その基本編を入社時に学んだ社員たちが日々どのように成長していくのか楽しみですね。また、彼らが5年後のDMAIC手法の研修、さらにはその先の将来、どれだけの成果を上げるかも興味深いところです」と赤田さん。
この研修を受けた社員たちが、何年か後に国産第一号や世界初となる製品を生み出すのかと思うと、確かに楽しみだ。
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