アビッド テクノロジーズ(株)は14日、映画や放送などの業務レベルに対応したビデオ編集システムを発表した。発売は'08年第2四半期(4〜6月)の予定。
新たに発表したMac対応製品は、「Media Composerソフトウェア」「Media Composer Mojo DX」「Media Composer Nitris DX」「Symphony Nitris DX」——の4種類。
ビデオ編集ソフト「Media Composerソフトウェア」以外の3製品は、同ソフトと外部入出力デバイスやストレージシステムなどを用途別に組み合わせたハイエンドビデオソリューションだ。
同社のビデオ編集プラットフォームとも呼べるソフト「Media Composerソフトウェア」は、ネイティブなHDコーデックをサポートし、外部メディアのP2カードやXDCAMからのファイルを直接読み込めるようになった。ビデオテープを使わないファイルベースのワークフローにも柔軟に対応できる。
価格は、「Media Composerソフトウェア」が31万2900円、「Media Composer Mojo DX」が104万7900円、「Media Composer Nitris DX」が417万9000円、「Symphony Nitris DX」が785万4000円。対応システムはいずれもMac OS X 10.5.3以上だ。