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もっと安全になったDesktopVPN 2.0

2008年04月22日 16時00分更新

文● 小橋川誠己/アスキーネタ帳編集部

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DesktopVPN

 外出先から自宅や会社のPCにアクセスできる「DesktopVPN」がバージョンアップして、会社でもより安心して利用できるようになりました。

 DesktopVPNは、SSL-VPNトンネリングを使って、インターネット経由で別のPCにセキュアにアクセスできるリモートアクセスサービス。あの筑波大学発のベンチャー企業・ソフトイーサ(株)が開発したソフトをベースに、日本SGI(株)がSaaSモデルで提供しています。

 このDesktopVPN、アクセス先のPCを常時起動しておく必要こそありますが、とても便利です。たとえば、会社のPCに自宅からアクセスしてやり残した仕事の続きをしたり、モバイルPCをシンクライアントの感覚で使うこともできます。

もっと安全になったDesktopVPN 2.0
Desktop VPNはWebページから申し込み、すぐに利用を開始できる

 ただ、この手のツールはいざ会社で使おうとすると、セキュリティを気にするシステム管理者の目が厳しいのも事実。相変わらず個人情報漏えいの事件・事故がとまらない昨今、セキュリティ面での不安は当然かもしれません。

 そこで、4月22日に発表されたDesktopVPNの新バージョン「DesktopVPN Version2.0」では、セキュリティ機能が強化されました。

 たとえばDesktopVPNには、サーバ(アクセス先)からクライアント(アクセス元)のハードディスクを参照したり、クライアントに接続されたプリンタを利用できる共有機能があります。これはこれで便利なのですが、会社のPCにアクセスするケースでは、逆に情報漏えいが心配、ということもあるでしょう。

 そこで新バージョンでは、「共有機能無効版」「共有機能有効版」の2つの製品をラインナップ。“無効版”では、ハードディスクやプリンタの共有を一切禁止に、“有効版”では機能の有効/無効を任意に設定できるようになりました。

もっと安全になったDesktopVPN 2.0
Version2.0では、共有機能の有効/無効を管理者側で決められるようになった

 また、前バージョンまではパスワードによる認証のみでしたが、今回は5つの認証方法を用意。匿名認証/パスワード認証/RADIUS認証/Windowsドメインによる認証/証明書認証から選べるにようなっています。

 ほかにも、IPアドレスによるアクセス制限や、ログ出力機能の強化など、管理者が安心して導入できるような新機能が追加されました。

 ちなみに、この新バージョンから、NECビッグローブの「BIGLOBE オフィスサービス」、ソフトバンクBBの「TEKI-PAKI」という2つのASPサービスからもDesktopVPNを利用できるとのこと。DesktopVPNは個人ユーザーを含め、すでに数千ユーザーの利用実績があるそうですが、新バージョンによって企業ユースでの導入もさらに進みそうです。

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