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Antec「Signature」シリーズ/「EarthWatts」シリーズ

高効率を謳うATX電源ユニット「Signature」が来月登場

2008年04月18日 22時45分更新

文● 宇田川

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「2008年Antec電源の年」

 Antecは本日、秋葉原の同社ショールームにて高効率にATX電源ユニット「Signature」シリーズの報道関係者向け説明会を開催した。

スコット・リチャーズ氏

Antec社上級副社長スコット・リチャーズ氏

ジョブ・チェン氏

同社ディレクター ジョブ・チェン氏

 冒頭でAntec社上級副社長スコット・リチャーズ氏は、「Antecは現在のところケースのシェアで日本でナンバーワンの地位を確保としている。北米市場ではケースとともに、電源ユニットでもシェアナンバーワンだが、日本ではAntecといえばケースのメーカーというイメージが強い。今日を境にそのイメージを一新させていただきたい」とケースのほか、「2008年Antec電源の年」と電源ユニットにも注力していくとアピールした。
 次に、同社商品開発センターディレクター ジョブ・チェン氏が、5月発売予定のATX電源ユニット「Signature」シリーズの説明を行なった。

ハイエンド向け「Signature」シリーズ

 「Signature」シリーズは、「容量650Wと850Wをラインナップする同社のハイエンド電源ユニットで、“80 PLUS認証”を上回る電源変換効率を達成した“80 BRONZE認証”を取得しているのが特徴」とした。また、電源に使用されているコンデンサーやファンは信頼性の高い日本製品を採用しているのも特徴。予価は容量650Wモデル「Signature SG-650」が2万9800円前後、850Wモデル「Signature SG-850」が3万5800円前後とのこと。

“80 PLUS認証”を上回る電源変換効率を達成する“80 BRONZE認証”を取得しているのが特徴。電源に使用されているコンデンサーやファンは信頼性の高い日本製品を採用している

最新の設計というDC/DC電圧制御モジュール。このモジュールにより高い電源変換効率を実現する

エントリー「EarthWatts」シリーズ

 また、明日より「EarthWatts」シリーズのATX電源ユニット「EA-650」の発売を開始する。「EA-650」は、80%の電源変換効率を実現することで、効率向上による消費電力低減と発熱の低下を実現する“80 PLUS認証”を取得したATX電源ユニット。Antecでは、高い電源効率と、RoHS指令にも適合することで地球環境に優しい電源ユニットとしている。
 主な仕様は、コネクタ数がATXメイン(20+4ピン)×1、(4ピン)12V×1、PCI Express(6ピン)×1、PCI Express(6+2ピン)×1、FDD用×1、HDD×6、Serial ATA×6、本体サイズは150(W)×152(D)×86(H)mm。冷却ファンは120mmサイズを1基搭載する。予価はTSUKUMO eX.とツクモケース王国で1万1800円、パソコンハウス東映で1万2180円となっている。

Antec社製電源を購入し、レシートを明日19日にショールームに持参するとキャッシュバックが行なわれるキャンペーンを実施する

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