このページの本文へ

14Gbpsのファイアウォール搭載、チェックポイント「Power-1」

2008年04月17日 23時13分更新

文● 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、インターネットセキュリティアプライアンス新製品「Check Point Power-1」の出荷を開始した。価格は659万円から。

 「Check Point Power-1」は、ファイアウォール、VPN、侵入防御機能を搭載した大企業向けセキュリティアプライアンス。複数のPower-1を同社の他のセキュリティゲートウェイ製品とともに単一コンソールから集中管理できるほか、オプションサービスを利用することでアップデートにも対応する。

 フラグシップモデル「Power-1 9070」と、低価格モデル「Power-1 5070」の2種類が用意されており、いずれも本体サイズは幅431×奥行き509×高さ88mm(2Uサイズ)。

 Power-1 9070は、ファイアウォールスループットが14Gbps、VPNスループットが3.7Gbps。最大ポート数は18で、リムーバブルハードディスク2基やホットスワップ対応二重電源などを搭載する。Power-1 5070は、ファイアウォールスループットが9Gbps、VPNスループットが2.4Gbps。最大ポート数は14となっている。

 併せて同社は、UTMアプライアンス製品「UTM-1」の新モデル3種類も発表した。UTM-1は、アプリケーション層/ネットワーク層ファイアウォール、サイト間/リモートアクセスVPN、ゲートウェイアンチウイルス/アンチスパイウェア、侵入防御、Webフィルタリングなどを統合したアプライアンス製品。チェックポイントでは、UTM-1とPower-1により、あらゆる規模の企業ニーズに対応することが可能としている。

カテゴリートップへ