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SAPも仮想化――コミュニティを設立

2008年04月16日 22時07分更新

文● 桑本美鈴

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独SAPは、米カリフォルニア州パロアルトで開催された「SAP Virtualization Week 2008」で、ビジネスプロセス主導型の仮想化環境開発を目的とした「エンタープライズ・バーチャライゼーション・コミュニティ」の設立を発表した。

 同コミュニティは、AMD、シスコシステムズ、シトリックス・システムズ、EMC、ヒューレット・パッカード、インテル、ネットワーク・アプライアンス、ノベル、レッドハット、サン・マイクロシステムズ、ヴイエムウェアなどのテクノロジーベンダーが参加している。

 各ベンダーが提供する仮想化テクノロジーを連携させることで、多面的かつオープン性を提供し、企業ユーザーが抱えるビジネスプロセスの課題に対応するのが狙い。同社のSAP NetWeaverプラットフォームにより各ベンダーの製品を連携させるという。SAPでは、ビジネスプロセス主導型の仮想化を採用することで、「仮想化技術について詳しくない担当者でも、新しいビジネスプロセスを設計可能にすることが同コミュニティの目的」と説明する。

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