ターボリナックスは、インターネットサーバ構築・管理ソフトウェアの新製品「Turbolinux Appliance Server 3.0(TLAS3)」を4月25日に発売する。
「Turbolinux Appliance Server 3.0(TLAS3)」は、同社のLinuxサーバOS「Turbolinux 11 Server」をベースにSun Cobalt互換のオープンソース管理ツール「BlueQuartz」を搭載した製品。BlueQuartzにより、Webやメール、DNSなどの各種設定・管理をWebブラウザ上で行なえる。
今バージョンより、Webアプリケーション開発言語 PHP5に対応し、標準メールサーバにPostfixを採用することで、パフォーマンスとセキュリティを向上させたという。また、32bitに加え64bit環境にも対応する。
さらに、ネットワーク上でFTP/NFSを利用し、データの保存が可能な「簡易バックアップ機能」や、外部からの攻撃を感知し管理者の携帯電話などに通知する「ログ監視・通知機能」、「ワイルドカードSSL設定」を搭載する。Web管理画面から各仮想サイトのベーシック認証設定やターミナル操作も可能となっている。
価格は15万7500円。サポートサービスとして、Web上での技術サポートをユーザー登録日から1年間無償で提供するほか、パッチ配布などのセキュリティメンテナンスをTLAS3発売より5年間(2013年4月まで)無償提供するとしている。