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【短期連載】Bentoの魅力 第1回

【Bento短期連載】製品レビュー

FileMakerの自信作!! パーソナルデータベースソフトが新登場

2008年04月01日 18時52分更新

文● MacPeople編集部

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起動すればいきなり使える!? アドレスと予定を自動参照


 Bentoを起動すると「ホーム」画面が現れ、1.Bentoについての詳細、2.アドレスブックとiCal、3.ライブラリを作成してデータを格納する、4.Bentoの使用を開始する——の4項目から操作を選べる。

ホーム画面

「Bento」の起動直後に現れるホーム画面。チュートリアルムービーの再生、アドレスブック/iCalデータを参照するかどうか、新規データベースを作るかどうかなどを選べる

 1を選ぶと、Bentoはどういったソフトなのか、どうやって扱うのかをナレーション付きのムービーでひと通り学べる。「ヘルプ」メニューからユーザーズガイドを呼び出すことも可能だが、ムービーを一度見ておけばざっくりとした操作方法を理解できる。2では、前述したアドレスブックとiCalの参照を設定する画面が現れる。標準状態では両ソフトのデータを参照する設定になっている。アドレスブックは、Bento側で同名のライブラリで管理され、アドレスブック側で分類したグループはBento側でライブラリ内のコレクションとして取り込まれる。iCalのデータは、イベントが「iCalイベント」、To Doは「iCalタスク」としてBento上で管理可能だ。

iCalイベントの参照

iCalのデータは、「イベント」と「To Do」が「iCalイベント」「iCalタスク」としてBentoに別々に取り込まれる。iCalには用意されていない一覧表示なども可能だ

 また、Bento側で複数のイベントをコレクションとして小分けすることもできる。3は、アドレスブック/iCal以外のデータを管理する場合に選べばいい。ライブラリの選択画面が現れるので、ここから管理したいデータに適したレイアウトを指定しよう。イチからレイアウトを作成することもできるが、まずは既存のレイアウトを利用して、必要に応じて項目を追加/削除していくほうが短時間でレイアウトを作り上げられる。

ライブラリ

ホーム画面で「ライブラリを作成してデータを格納する」を選ぶと現れるライブラリ選択画面。空白を除くと23種類のテンプレートが用意されている


(次ページに続く)

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