革新をもたらすキラーアプリ、キーワードは「卵」!?
イベントの第2部は、(株)ハドソン 執行役員 ネットワークコンテンツカンパニー プレジデントの柴田真人氏による「Do the Hudson!! 概要と将来の展望」だ。
現在「Do the Hudson!!」は、Ajaxベースのウェブアプリ「Games」、iPod touchを斜めに楽しむためのジョーク動画「Movie+」、ニュース配信の「News」、高橋名人公式ブログ「16連射のつぶやき」をはじめとした「Blog」、同社の最新情報を掲載した「Topix」──という5つのジャンルを中心に展開している。
ゲーム会社らしく、オープン以来ほぼ毎週1本のペースで「Games」に新ゲームを追加しており、現在13本。これらにはすべて、英語版も用意されている。また、準備中の「News」コンテンツでは、ニュースサイトの情報をiPod touchに最適化した状態で提供する。
柴田氏は、「SDKのベータ版が公開されて、われわれもiPhone/iPod touchに向かって準備しています。わくわくするようなインターフェースを生かして、全世界に向けてネイティブアプリケーションを20タイトル以上提供していく」と語る。また、「例えばiPod touchに『ボンバーマン』を移植するとしても、普通のボンバーマンではなく、iPod touchならではのかたちに仕上げなくてはならない」という発言からは、同社のiPod touchに対する取り組みの本気度がうかがえる。
しかも、同社が取り組む新しいゲームの中には、今までの概念を覆すようなキラーアプリも含まれている模様だ。「キーワードは『卵』です。詳しくは申し上げられませんが、ヒントとしては『ネットワーク』と、iPod touchならではの『Z軸』の概念があげられます」──とか。まったく想像がつかないが、どんなゲームが出来上がるのか期待して待ちたい。
参加賞付きのゲーム大会
その後イベントは第3部に移り、高橋名人が司会を務めるゲーム大会へ──「Do the Hudson!!」で公開中のゲーム「名人をさがせ!」のアップルストア限定版を来場者の間で競い合った。ちなみに、参加賞はiTunes Card。勝利者へは同社のWii用ソフトがプレゼントされていた。