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中国でのPHS利用促進、事業拡大を目指す

ウィルコムの「W-SIM」が中国で採用

2008年03月26日 20時55分更新

文● 永島和夫

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 (株)ウィルコムは26日、同社の端末に採用している「W-SIM」(ウィルコムシム)の海外用インターフェースを開発、中国のPHSで採用すると発表した。この中国版W-SIMの発売は4月以降を予定している。

喜久川氏と劉氏

ウィルコムの喜久川政樹社長と、中国網通国家工程実験室副総経理の劉克鈞氏

 中国版W-SIMは、中国網絡通信集団公司の研究組織である「中国網通集団ブロードバンド応用国家工程実験室有限公司」(中国網通)と共同で開発したもの。

 今後、中国網通はPHSパケット通信の利用促進、PHS事業拡大のための戦略的なツールとしてW-SIMを採用し、サービスの高度化を実現させるとのこと。また、ウィルコムは日本国内向けラインナップの強化や、W-SIM対応ジャケットのコスト低廉化を目指すという。

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