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CADソフト

レビュー:VectorWorks Fundamentals with RenderWorks 2008

2008年03月31日 09時30分更新

文● 北出健展

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作業効率が向上する操作のさまざまな改善点


 操作面では、オブジェクトの選択表示がカラー太線での強調表示に改善され、判別しやすくなった。また、座標や距離、角度などの情報はデータバーだけでなくツールバーにも表示可能。カーソルに追従するフローティング表示で確認すれば、目線の移動が抑えられ、作業効率が向上する。

VectorWorks

オブジェクトを選択するとワイヤーフレームそのものを強調表示。フローティング表示の数値はリアルタイムに変化する

 3次元モデリング機能では、壁ツールを3D表示モードでも使用できるようになり、より直感的なモデリングを実現している。

VectorWorks

壁の作図・編集・結合・オブジェクトの挿入が3次元モードでも可能になり、2次元モードに切り替わることもない


【Conclusion】
○  Leopardの正式対応と操作性の向上、「RenderWorks」のOpenGLレンダリングの機能拡張はこれからの実務に大きくプラスとなるはずだ。

×  プレゼンテーション資料作成のために、テキストのレイアウト機能や画像をリンクファイルとして扱えるようにするなど、レイアウト機能の向上が欲しい。

(MacPeople 2008年5月号より転載)


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