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CADソフト

レビュー:VectorWorks Fundamentals with RenderWorks 2008

2008年03月31日 09時30分更新

文● 北出健展

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Leopardに正式対応! 定番CADが使いやすく進化


Parallels Desktop 【SPEC】
開発元●米メネチェックノースアメリカ社 販売元●エーアンドエー(株) 価格●26万400円 備考●「VectorWorks Fundamentals 2008」のみは20万7900円、上位版の「VectorWorks Designer with RenderWorks 2008」は36万5400円 
http://www.aanda.co.jp/

対応システム●OS X 10.4.10以上(Leopard対応) 対応機種●PowerPC G4以上 またはインテルCPUを搭載したMac

【COMMENT】
前バージョンではLeopardで表示などの不具合があったため、正式対応はLeopard導入を待っていたユーザーにとって待望のバージョンだ。


 今回Leopardに正式に対応した「VectorWorks」は、Mac環境ではオンリーワンと言える高機能汎用CADソフト。2次元CAD機能と3次元モデリング/レンダリング機能を併せ持ち、2次元と3次元で統一感のあるインターフェースが特徴だ。

 「RenderWorks」を利用すれば、同じ操作性でOpenGLやレイトレーシングなどの、より高品位なレンダリングが可能。上位版の「Designer」には、建築/造園/舞台照明/機械設計など専門分野ごとの設計支援機能や、家具や人物、自動車、ブランドカラーパレットといった豊富なライブラリーが付属する。

 今回のアップデートでは、新たな機能の追加だけでなく、オブジェクト選択時の視認性や操作性が向上した。メニューパレットのアイコンが一新されて、認識しやすくなっている。

VectorWorks
アイコンや表示バーが新しくなったインターフェース。新たなパレットも増え、大きなモニターで使用したいところだ

 それに併せて、マーカースタイルやカラーパレット、ツールなどの機能改善や追加が行われ、より使いやすい高機能CADソフトへの進化を遂げた。

VectorWorks
マーカーの種類が7種類から14種類に増えたので、詳細な設定も可能になった。両端で異なるマーカーを選択することもできる
VectorWorks
カラーパレットで設定できる色数が増え、色設定値も表示。「Designer」版はパントーンなどのカラーパレットも使える

 「RenderWorks」を使ったレンダリングは、モデリング途中に形状を確認をできる「OpenGLレンダリング」に影付きや、エッジ線機能が追加され、レンダリング検証作業のスピードアップを実現した。

VectorWorks
「RenderWorks」でOpenGLレンダリングを実行。影付き・エッジ線などが追加され、仕上げ前の確認に役立つ

 背景素材にも対応し、リアルで効率的なレンダリングが可能だ。また、光源・カメラを管理する「ビジュアライズパレット」が新しくなり、管理しやすくなった。さらに、マルチコアCPUの利用効率も前バージョンよりも向上している。

 保存時の拡張子が前身の「MiniCAD」時代の「.mcd」から「.vwx」に変更された点からも、今後の機能アップへの基礎となるバージョンであることがうかがえる。Leopardでの「VectorWorks」利用者には必須のバージョンだ。


(次ページに続く)

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