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週末見るコンテンツはコレ★ ― 第32回

【週末見るコンテンツはコレ★】

もう、逃げるだけなんて時代おくれ! 撃って蹴って一本背負い!! のゾンビにまつわる映画3作品

2008年03月21日 23時24分更新

文● 大石太郎

ゴミ山に埋めた死体が、ゾンビになって人々を襲い始めた!
愛と感動のサバイバルロードムービー
「東京ゾンビ」

「東京ゾンビ」のパッケージ
「東京ゾンビ」のパッケージ

東京ゾンビ
DVD
発売日:2006年7月28日(発売中)
価格:3990円


発売:ハピネット・ピクチャーズ
http://www.happinet-p.com/jp2/

 「東京」+名詞がタイトルになってるモンに外れナシ! アナーキーの「東京パンクス」も名曲だし、「東京ロッカーズ」もいいバンドばかり! ということで「東京ゾンビ」も大傑作なのであります。

相川翔と浅野忠信
相川翔と浅野忠信の“ハゲアフロ”コンビのやりとりが面白い(c)2005「東京ゾンビ」制作委員会

 江戸川区の消化器工場で働くフジオ(アフロ)とミツオ(ハゲ)はヒマさえあれば柔術の練習に明け暮れる典型的なダメ人間。ある日、ちょっとした諍いから本社の社員を殴り殺してしまう。その死体を産業廃棄物の山、通称「黒富士」に埋めたところ、その死体はゾンビとなって蘇ってしまう……。

 ゾンビは出てくるものの、ホラー色は皆無。ゆる~い空気が心地いい上質のコメディ作品だ。それでいてゾンビ愛柔術愛、そして人間賛歌がビンビンに伝わってくるコクの深さが本作の魅力だ。

 原作の花くまゆうさく氏は茶帯を持ち、大会にも出場するほどの柔術家。筆者も通っていた「アクシス柔術アカデミー」でスパーリングする姿を見たことがあるが、ハンパなく強かった。そして氏が愛してやまないゾンビ。さらにハゲとアフロの奇妙な友情は、これまた氏が大好きと公言する「トラック野郎」の一番星やもめのジョナサンの姿がダブる。

 本作はゾンビ映画であり、本物の柔術が堪能できる格闘映画であり、トラック野郎の遺伝子を受け継いだ漢のロードムービーでもあるのだ。

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