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画質で見る「EOS Kiss X2」──EOS 40DかX2か、それが問題だ

2008年03月18日 13時00分更新

文● 周防克弥



マクベスチャートで、ISO感度ごとのノイズを比較


 マクベスチャートを感度を変えて撮り比べた画像では各色の高感度時のノイズの乗り方がチェックできる。

ISO 100ISO 200
ISO 100(Kiss X2)ISO 200(Kiss X2)
ISO 400ISO 800
ISO 400(Kiss X2)ISO 800(Kiss X2)
ISO 1600ISO 100
ISO 1600(Kiss X2)ISO 100(Kiss X)
ISO 200ISO 400
ISO 200(Kiss X)ISO 400(Kiss X)
ISO 800ISO 1600
ISO 800(Kiss X)ISO 1600(Kiss X)

 元々ISO 1600でもかなりの画質をもっていたKiss Xだが、X2になり、よりノイズがない滑らな印象となり、かなり実用度が上がった感じだ。高感度になるにつれて色ノイズが増えていたKiss Xに比べると、偽色の発生が抑えられている。ほかの色が載らないぶん粒状性も改善された印象だ。

 しかしながら単色部分の描写を見ると部分的にノイズが多く載ってきているのが分かる。黒の部分のノイズが少ないため、暗い場所などでは良い画質が得られるが、明るいシーンで感度を上げて撮った場合には、単色で構成される部分のノイズが多めに感じる可能性がある。



高輝度側・階調優先機能


オフオン
高輝度側・階調優先機能オフオン

 同社のEOS-1D系に搭載された「高輝度側・階調優先機能」も搭載された。この機能をオンにすると、使用可能な感度がISO 200~1600となり、最低感度のISO 100が使えなくなってしまうが、ハイライト側の階調を抑え、白飛びしにくくしてくれるという利点がある。ハイライト側は露出差で約1~2段分程度の効果が得られる。ハイコントラストな被写体を撮影する際には便利に使える機能だ。



オートライティングオプティマイザ


 EOS Kiss X2は、顔認識機能を持ち、ストロボ使用時や逆光時に動作する。

 明るい空や白い背景などで、人物撮影を行った場合には壁の白い部分に露出が引きずられ、アンダー気味の露出になりがちだが、同機能をオンにすることで、顔の部分に露出を合わせることができる。トーンカーブ処理の一種だという。

 他社でも逆光補正機能を装備している機種が増えているが、特徴としては顔検知機能を搭載していること。また、人物を検知しなくても、ストロボ露出アンダー時、AE露出アンダー時、低コントラスト時に、適正な明るさ・コントラストに補正することが挙げられる。

オフオン
オートライティングオプティマイザ オフ同じくオン

 なお、(手で隠した場合など)顔が認識されない環境では、補正効果が小さくなることがあるとメーカーでは説明している。テストした限りでは不安定なところがあり、同一条件で結果にバラ付きがあった。ただし基本的には顔を認識しているようなので、室内でのストロボ撮影などで失敗が少なくなる可能性はある。

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