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年に1度の開発者向けイベントにiPhone部門を新設

アップル、「WWDC 2008」の開催日を6月9〜13日と発表

2008年03月14日 18時06分更新

文● MacPeople編集部

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米アップル社は14日、開発者向けイベント「WWDC 2008」(Worldwide Developers Conference 2008)を6月9〜13日の5日間、サンフランシスコで開催すると発表した。

WWDCは毎年開催されている開発者向けのカンファレンスで、全世界のエンジニアやIT関係者が対象。今年からiPhone部門が新設された

WWDC 2008

WWDC 2008では、大きく分けてiPhone/Mac/ITの3部門がある。iPhoneはiPhone/iPod touc用ネイティブアプリケーションやウェブアプリケーション、MacはLeopardの技術を用いたアプリケーションやウェブアプリーケーション、ITはサーバーやシステム管理、iPhone OSテクノロジーとの統合などに関する内容だ

アップルのエンジニアがiPhone OS、Leopard、Leopard Serverの最新技術を披露する「テクニカルプレゼンテーションセッション」のほか、Mac/IT/iPhoneに分かれてアップルのエンジニアからアドバイスを受けられる「ラボ」、参加者が持ち込んだノートパソコンの上でアップルのエンジニアから指導を受けられる「ハンズオンセッション」が予定されている。

WWDC 2007

2007年は発売前のMac OS X 10.5 Leopardのベータ版がひと足早く参加者全員に配布され、スティーブ・ジョブズの基調講演にてLeopardの新機能がプレビューされた。このときのLeopardのデザインは製品版とは異なるものだった(写真はWWDC 2007の様子)

現在、アップルストアにて参加チケットを購入可能だ。価格は単純な参加チケットにあたる「WWDC Eチケット」が1枚あたり13万9800円、5枚セットで55万9200円。参加チケットに加えて、プレリリース版ソフトやテクニカルサポート(2回)、開発用ハードウェア(1台)を値引き購入できるといった特典が得られる「ADC Selectメンバーシップ」がセットになった1年間有効のパッケージが18万5050円。テクニカルサポート(8回)や開発用ハードウェアの台数(10台)が増える「ADC Premierメンバーシップ」の年間パッケージが39万5800円。

チケット購入ページ

いずれもオンラインのアップルストアから購入する。チケットを有効にするにはADCメンバーかiPhoneデベロッパーとして登録する必要がある


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