2008年03月23日 23時30分更新
中小企業の味方 Group-VPN徹底解説
業務を変えるニュータイプ「拠点間接続」
VPNセキュリティでは、ウイルスやスパイウェアなどの不正プログラムに対する防御を実現するほか、情報漏えいへの耐性を高めることが可能になる。
通常、こうしたセキュリティ対策を自前で導入しようとすると非常に大きなコストがかかる。特にクライアントPCでのセキュリティ対策の場合、通常は1台ごとにソフトウェアを導入しなければならないため、ライセンス料も大きな負担となる。しかし、VPNセキュリティは、月額いくらという形で利用できるASPサービスのため、大きな設備投資も不要で無理なく利用できる。前提としてGroup-VPNのネットワーク利用料金と、アプリケーション接続サービス利用料が必要になるが、このほかのオプション料金はリーズナブルだ。検疫ネットワークで検疫BOX(100Mbps Ethernet版)のレンタル料金5985円と1IDごと735円(最低5IDから)と本格的な検疫サービスにも関わらず、低廉な料金となっている。一方、PCパトロールでは5IDで月額2625円となっており、オプションとして1IDごとに210円の「ウイルスバスター月額版」を利用することも可能だ(以上すべて税込)。
そして、VPNセキュリティの最大のメリットは、やはりNTTコミュニケーションズに検疫やパターンファイル管理に利用するサーバの運用管理をアウトソーシングできる点だ。今までこうした運用管理の負担が課題となって導入を尻込みしていたユーザーも、VPNセキュリティであれば安心できる。
本企画では全3回でNTTコミュニケーションズのGroup-VPNについて解説してきた。Group-VPNの特徴は、やはり閉域網ならではのセキュリティの高さと、ブロードバンド回線を用いた安価なコストである。そして、こうしたVPNサービスとしての実力と共に、オプションの組み合わせも大きな魅力といえる。IP電話との組み合わせて内線通話の無料化や外線通話コストの削減を実現したり、バックアップ回線を用いた耐障害性を高めるといったことが可能になる。そして今回のVPNセキュリティも、情報漏えいやウイルスへの対策を万全にする重要なオプションだ。
単に拠点間をつなぐリンクだけではなく、ネットワークアプリケーションを活用でき、さらに運用管理の負荷を軽減できるというGroup-VPNは、管理者にとっても魅力的なサービスといえる。
協力:NTTコミュニケーションズ株式会社
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