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陸自とNTTが「首都直下地震発生を想定した共同実働訓練」を実施

最強のプロバイダーは陸自!? 首都が壊滅してもブログは更新できる!

2008年03月08日 20時00分更新

文● 伊藤 真広

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無線LANも携帯電話もOK! これが最新の災害対策用機器だ!

 運び込まれた機材の数々は、予定されたポイントに運び込まれると、待ち構えていた自衛隊隊員とNTT職員によってトラックから降ろされて設営された。設営が完了したところで、我々ズブの素人集団にNTT職員や自衛隊隊員のみなさんから機器の説明が行なわれ、今回の訓練は完了した。

トラックから災害対策用機器を降ろす

停車したトラックから災害対策用機器を降ろす自衛隊隊員とNTT職員

被災地兼避難場所

こちらが今回、被災地兼避難場所として設定されたスペース。天幕は全部で4基張られていた

ポータブル衛星装置を組み立てるNTT職員。このパラボナアンテナは電話回線を20回線、もしくは電話回線10回線とインターネット回線を、通信網が途絶した場所でも使用できるように設置されているのだ

無線LANを使用した映像受配信(写真左)とFOMA網を利用した映像の受配信(写真右)。無線LANのほうが滑らかできれいな映像が流れていたが、使用できる範囲は狭いようだ。それに対して、FOMA網を利用したものは若干映像にブロックノイズが目立つものの、FOMA網さえ生きていれば使えるため、使用範囲は無線LANと比べると非常に広い

携帯電話充電器

携帯電話を充電するNTTドコモの職員。災害時でも携帯電話が使えると、救助などの時にも非常に便利だ

携帯電話充電器コネクタ

この携帯電話充電器は、NTTドコモだけではなく国内主要3キャリアの携帯電話が充電できる

ポータブル衛星装置を使用した臨時電話

ポータブル衛星装置を使用した臨時電話。実際に災害が発生した場合はこれらの電話が安否確認などで大活躍することだろう

電源車

ビルなどで電力供給がストップした際に一時的に電力を供給する電源車。あまりにも規模が大きすぎて、これが使われる状況が想定できない……

自衛隊アンテナ

こちらもポータブル衛星装置と同じような装置だが、衛星を介さず、アンテナ同士で情報をやりとりするため、使用範囲はぐっと低いようだ。これは自衛隊の装備品

コミケなどでもおなじみの携帯電話の移動基地局も登場

CH-47J チヌーク

CH-47J チヌークも特別に中を見せてもらえたぞ

格納スペース

操縦席から格納スペースをみるとこんな感じ。写真ではわかりにくいと思うがかなり広い

格納スペース

人員を輸送する際は、このハンモックのような簡易ベンチに座ってもらうそうだ

チヌーク内部

操縦席、実際に座ることは出来なかったが、操縦席から見る視界はこんな感じのようだ

(次ページへ続く)

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