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3D CG作成ソフト

レビュー:インテリア

2008年03月09日 07時00分更新

文● でった☆

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ドラック&ドロップでリアルな部屋作り


finare 2008 【SPEC】
開発/販売元●(株)インフィニシス 価格●1万3440円(パッケージ版)、8900円(ダウンロード版)
http://www.infinisys.co.jp/

対応システム●OS X 10.4以上(Leopard対応) 対応機種●Power PC G4以上、またはインテルCPUを搭載したMac

【COMMENT】
ユーザーインターフェースの柔軟性が高く、自分好みに使いこなせるのがいい。まるで実際に家具配置をしているような操作感で楽しい。


 「インテリア 4.0」は、部屋の内装を3D CGで再現するソフト。例えば、住宅情報誌に掲載されている間取り図を基にして部屋の内部を再現し、壁の色や床、天井などの色、家具のレイアウトといった内装をシミュレートできる。

 使い方は、(1)「書類ウィンドウ」で部屋の形を作成、(2)付属の「ライブラリ」内にあるテーブル/イス/タンスなどといった家具のオブジェクトを配置、(3)メニューの「アクション」から天井と床を自動生成──の3ステップだけだ。

インターフェース

オブジェクトの配置は、「ライブラリ」からそのまま「書類ウィンドウ」にドラッグ&ドロップするだけだ

 配置したオブジェクトは、回転やミリ単位での移動もできる。そのうえ、テーブルの上に台を置くというようにオブジェクトの上にほかのオブジェクトを乗せられる「スナップ」機能や、オブジェクトを床と垂直に自動配置し直す「重力」機能といった移動方法も搭載している。

オブジェクト位置

オブジェクトを選択すると、ポイント付きのボックスで囲まれる。ボックスやポイントのドラッグで位置や大きさを操作できる

 作成した3D CGファイルは、JPEGやTIFFなどの画像ファイルや、ムービーとしても書き出し可能だ。

画像ファイル以外にも、3次元の室内を自由に歩き回る「ウォークスルー」機能を使い、QuickTime形式のムービーファイルを作成できる

 本バージョンでは、インテルMacに対応したほか、付属の「ライブラリ」に1400以上のオブジェクトを収録した。3D CGの専門知識がなくても操作は簡単なので、室内3Dが作ってみたいという人は、ぜひ使ってみてほしい。


(次ページに続く)

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