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最新パーツ性能チェック 第57回

【最新パーツ性能チェックVol.57】

ゲーマーは「GeForce 9600GT」に買い替えるべきか?

2008年02月25日 23時57分更新

文● 加藤 勝明

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【UT3/COD4】ミドルレンジでも高画質プレイが狙える

 さて次は「Unreal Tournament 3」と「Call of Duty 4」をまとめてチェックしよう。Crysisと違い非常に描画が軽く、多くを望まなければ8600GTSでも十分戦えるゲームだが、それが9600GTになってどう変化するかが見物だ。両者とも製品版を利用し、最新版パッチを適用した状態でのテストだ。
 「Unreal Tournament 3」はマップ「vCTF-Suspense」、「Call of Duty 4」は1面タンカーの甲板上でのfpsを計測している。また、両ゲームとも画質関係の設定は全て最高になるよう調整した。

「Unreal Tournament 3」

「Unreal Tournament 3」vCTF-SuspenseでのFlyby(アンチエイリアス&異方性フィルタリング無し)

「Unreal Tournament 3」

「Unreal Tournament 3」vCTF-SuspenseでのFlyby(4Xアンチエイリアス&16X異方性フィルタリング)

「Call of Duty 4」

「Call of Duty 4」(アンチエイリアス&異方性フィルタリング無し)

「Call of Duty 4」

「Call of Duty 4」(4Xアンチエイリアス&異方性フィルタリング最大)

 今までスルーしてきたが、HD 3850も決して悪いGPUではない。8600GTSと比較した場合、HD 3850は極めて優秀かつ比較的安価なアップグレード用GPUといえたが、9600GTの登場によってかなり旗色が悪くなってきた。
 特に「Call of Duty 4」の場合、高画質設定でもそれなりのフレームレートを叩き出すという点で、HD 3850よりも9600GTを選ぶ方が有利といえるだろう。ちょっと画質を高めにして遊びたいなら、9600GTは非常に魅力的なアップグレードパスになり得る。

※お詫びと訂正:記事初出時、本文の一部にHD 3650とありましたが、正しくはHD 3850になります。訂正して、お詫びいたします。

(次ページへ続く)

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