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立ち読み「MACPOWER 2008 Spring」 Vol. 1

ソフトウェアアップデートでさらなる進化を遂げたiPhone&iPod touch

2008年02月27日 12時00分更新

文● 池田冬彦、MACPOWER編集部

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MACPOWER

MACPOWER 2008 Spring EXTRA EDITION


'07年12月7日にMacファン待望の復刊を果たし、好評を博している「MACPOWER」。そして第一弾の勢いさめやらぬ2月16日には、さっそく第二弾「MACPOWER 2008 Spring EXTRA EDITION」が登場。ASCII.jpでは特別に、第1特集の「2008 Apple Brand-New Products」から「iPhone/iPod touch」パートをお見せしよう。もちろん本誌ではMacBook AirやMac Pro、Apple TVといったほかのプロダクトについても詳細に掲載している。


 iPhone/iPod touch向けにファームウェアバージョン1.1.3へのアップデーターが公開された。双方ともに共通要素が多いアップデートとなるが、特に日本のiPod touchユーザーにとっては、iPhoneのみで提供されていたアプリケーションが自分たちも使えるようになったことは大きなニュースだ。追加されたtouch用のアプリケーションを中心に見ていこう。





着実に進化を遂げるiPhone

 2008年1月15日に出荷されたiPhoneから、ファームウェアのバージョンが上がったとともにシステムや付属アプリケーションが進化した。

 まず、iPhone/iPod touchに共通するシステム全般の変更点として挙げられるのが、ホーム(メニュー画面)のカスタマイズが可能になり、ドラッグ&ドロップでメニュー/Dockアイコンを自由に並べ替えられるようになったことだ。アイコンを長押しすると震え出すので、そのままアイコンを動かせばいい。

 また、歌詞については、歌詞情報を含む音楽を再生中に画面をタップして表示させる機能や、米国で提供されているiTunes Movie Rentalsでレンタルしたビデオの再生およびビデオ再生時のチャプターリストの対応、ページをめくるようなホーム画面のアクション(ページネーション)もカバーする。

 さらに、各アプリケーションにも見逃せない機能が追加されている。例えば「Map」では、後述するLocation(現在地)の探索機能などが加わった。また、「Mail」でのIMAP4やVPN接続(PPTP/L2TP over IPsec)のサポートなども、ユーザビリティーを向上する改良点だ。ほかにも、SMSメッセージの一括通信機能がある。同機能は、複数の相手にテキストメッセージを一括送信できるというもの。なお、既存のiPhoneユーザーも無償アップグレードを行うことでこれらの最新機能を使えるようになる。


(次ページに続く)

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