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販売台数はBlu-rayの9分の1

「ダメージはない」 エディオン・HD DVD交換の胸中

2008年02月22日 19時24分更新

文● 小浜雅胤 (編集部)

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 東芝がHD DVDから撤廃。これを受け(株)エディオンは21日、同社グループ店舗で販売した東芝製のHD DVD製品を、購入時の金額との差額のみで、ソニー製などのBlu-ray Disc製品へ交換すると発表した。(プレスリリース PDF形式)

 一部のHD DVD購入者にはまさに救いの手となるこの発表。ウェブ上では「エディオン太っ腹!」など賞賛の声が多く上がっている。

 あまり例のない対応なだけに、これによるエディオンの損失はどれほどになるのかが気になるところだ。同社広報は、編集部の電話取材に次のように答えた。

「具体的な数字は申し上げられませんが、弊社ではHD DVD機器の販売台数はそれほど多くありません。Blu-rayとHD DVDの販売比率は9:1程度。交換によるコストはかかるものの、微小なもので、業績に与える影響はほとんどありません」

 今回の発表は、事前に東芝と協議があったわけではない。回収したHD DVD機器は東芝に返却するのではなく、エディオンが自社内で処分するという。コストは少ないといっても、やはり思い切った決断という感はある。そもそもの理由は次の通りだ。

「弊社では『買って安心、ずっと満足』を企業理念に掲げており、商品の寿命が尽きるまで使えるようにとアフターサービスに力を入れてきました。実際に弊社のお客様は、サポートを信頼して購入してくれる方がとても多いです。そういったお客様を失望させたくないという思いから今回の発表を致しました」

 実際にエディオングループでは、「年会費1029円の会員になると、5000円以上の購入商品にはすべて無料で5年間の修理保障が付く」など、かなり厚いサポートを提供している。今回の発表は、こうした企業理念に基づいての経営判断とのことだ。

 この件に関して、(株)ヤマダ電機、(株)ヨドバシカメラ、(株)ビックカメラ、(株)コジマに話を聞いたところ、現状でHD DVD製品の交換や回収を予定している企業はなかった。

 ちなみに、東芝の撤退報道後、東芝VARDIAシリーズの販売価格は上昇傾向にあるという。


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