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脳科学に裏付けられた画期的学習エンジン

やる気にさせる英語学習SNS「iKnow」の意外な素顔

2008年02月21日 18時00分更新

文● 板井博史

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必要な単語を効率よく学ばせる


── いろいろな経緯があって、SNSに行き着いたわけですね。

日本でむかし柔道を習っていたという米セレゴCEOのエリック・ヤング氏は、投資・会計系の経歴を持つ

エリック まず最初に学習アルゴリズムがありました。でもアルゴリズムだけを提供するんじゃダメなので「コンテンツも付けよう」と思った。でもわれわれは元々コンテンツ会社じゃないから簡潔にアプローチできる方法を考えました。英会話に必要な単語のうち95%を効率よく学ばせようと思ったんです。ちなみに、95%で大体何単語ぐらいだと思いますか? 英語の辞書には50万語近いものもありますが……。

── うーん。3000ぐらいですか?

エリック 近いですね。95%でだいたい5000語ぐらいと言われています。これは統計学に基づいています。要は、ほんのわずかな数の単語さえ勉強すれば、95%の会話は分かるんですよ。これをウチのコンテンツのベースにしていこうということで、ラーニングエンジンにくっつけたんです。

── iKnow!のラーニングエンジンというと?

アンドリュー氏
セレゴ・ジャパンCEOのアンドリュー・ルイス・スミス氏は21歳でアゴス・ジャパンを設立。エリック・ヤング氏と長年のコンビを組んでいる

アンドリュー ユーザーが何をいつ勉強しなくてはならないかを教えてくれる仕組みです。脳科学に基づいたシステムで、学者が考えた仕組みですね。もともとはどうすれば「短期間で多くのことを記憶できるか」というところを突き詰めたものなんですよ。記憶のプロセスでは脳の細胞レベルで何が起きているかとか、カルシウムがどうとか、どうやって短期記憶が長期記憶になるのかとか、そういうことを研究した成果も反映されています。これに基づいて「(学習した単語のうち)どの単語が弱くてどの単語が強いか」をコンピューターに管理させて、学習ペースの配分を決めさせるのがiKnow!のエンジンなんです。

エリック ウチのトップのアドバイザーが、ジェラルド・フィッシュバーグという方で、ハーバード大学の元教授、コロンビア大学 医学部の理事長も務めた人です。彼は脳科学の世界で非常に有名な学者なんですよ。あとは慶応大学の伊藤先生。彼は心理学者です。脳科学も心理学も必要なんです。脳科学だけだと正しいけれど機械的。どうやったらやる気になるかの部分は心理学。両方のバランスが必要なんですね。

iKnow!ポッドキャスト──学習アプリケーション(3)

iKnow
iKnow!ポッドキャスト

 iKnow!で学習した例文をオフラインでも復習したいという人向けに提供されているのが、このiKnow!ポッドキャストだ。各人が学習した履歴に合わせて、ポッドキャストの内容がカスタマイズされるという仕組みで、まさにパーソナルポッドキャストといえるもの。

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