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日立マクセル、有機色素を採用したBD-Rディスクを発売

2008年02月19日 17時03分更新

文● 編集部 盛田諒

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 日立マクセル(株)は19日、記録層に有機色素を採用した追記型Blu-rayディスクBDR25VL1P」を発表した。3月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、予想実売価格は1000円前後。

BDR25VL1P

記録層に有機色素を採用した追記型Blu-rayディスク「BDR25VL1P」

 BDR25VL1Pは「Blu-ray Disc Recordable Format Version 1.2」で規格化された「BD-R LTH TYPE」に準拠するBD-Rディスク。同社が開発した「高感度HR色素」を記録膜に採用することで、低反射率の未記録状態の記録膜に青紫色記録レーザーを照射して高反射率の記録状態にする「Low to High」を実現し、ディスクを低価格化している。同社によれば、同技術を利用した製品としては世界初という。記憶容量は25GB、130分(転送レート約24Mbps時)、記録速度は2倍速。

 なお、同日に三菱化学と太陽誘電も同様にBD-R LTH TYPEのBD-Rディスクを発表している。


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