このページの本文へ

よろしくパソドック 第10回

【よろしくパソドック Vol.10】

魔法の特定ゲーム用デバイス「みるきぃ・ソーセージ」【みるきぃ・マウス前編】

2008年02月16日 23時59分更新

文● 藤山 哲人

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

3)他の部品を取り付ける

 回路図を見ながら他の部品を取り付けよう!とやりたいところだが、そりゃ少し難し過ぎ。とりあえず完成した状態の写真をまず見てもらいたい。

基板を上からみたところ

基板を上から見たところ

 「1.5V」と書かれた線の先には、茶黒茶の100Ωの抵抗が2本付いている。50Ωの抵抗が入手できればいいが、なかった場合は100Ωを2本並列に接続すると50Ωの抵抗として使える。デジカメ用の照明などを作ったあまりの100Ωなどを流用してもいいだろう。

中学生ぐらいで習うんだっけ?

抵抗を並列と直列につないだ場合の値

 抵抗は同じ値の抵抗を2本並列に接続すると、その値が半分になるのだ。おそらく、昔勉強しただろうけど、ほとんど忘れちゃってるでしょ?。なお直列につないだ場合は、その合計値となる。
 なおさっきの写真では、右側にある円筒形の電解コンデンサの陰に隠れ、セラミックコンデンサが見えにくいので、次の角度からも。

セラミックコンデンサの位置

セラミックコンデンサの位置

 そしてこれが、ハンダ面から見たところ。

足が足りなかったら、別バーツの切った足を継ぎ足そう

部品の足を曲げながら、それぞれを接続する

 実際に部品面から見ると、こんな配線になっている。

部品面から見た裏のハンダ面の回路

R1の240Ωは、立ててハンダ付けしている。回路図では右から入力、左に出力としていたが、ここでは入力の出力も右に持ってきた

 外付けのスイッチやモーター、PCの電源も含めると、次の図のような配線になる。

これでイメージはバッチリ!のハズ

この図を元に確実に部品をハンダ付けしていこう

4) PC用の電源コネクタを作る

 まず、金属端子に電線を圧着&ハンダ付けしよう。このときの電線の長さは、PC本体から“みるきぃ・ソーセージ”までの距離ぶん。若干の余裕を持たせたほうがいいだろう。

端子をハンダ付け

“みるきぃ・CAT”でやったときと同じ要領だ

 これをハウジングに差し込む。切り欠きを上にして、向かって一番右にプラスの電線、その隣にマイナス(GND)の線を差し込めばいい。

PC用電源コネクタ

これでPCから12Vの電源を確保できる

(次ページへ続く)

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ