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「EMモバイルブロードバンド」とどっちがいい?

【レビュー】auの料金固定モバイル通信サービス「WIN通信機能搭載PC定額」を試す!

2008年02月13日 15時00分更新

文● 編集部 橋本 優

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 KDDI(株)(au)が3月24日にサービスを開始するPC組み込み型モバイル通信サービス「WIN通信機能搭載PC定額」(関連記事)は、通信方式にCDMA 1X WINを採用し、下り2.4Mbps(理論値)の通信が可能だ。その特徴は、通信モジュールがあらかじめノートPCに組み込まれているPC向けのサービスであり、通信カードなどが不要なことだ。では、その使い勝手はどうだろうか? イー・モバイル(株)の「EMモバイルブロードバンド」(関連記事)と比較してみた。

 今回、auの通信モジュールを内蔵するモバイルノートPC「FlyBook V5」(関連記事)を使って「WIN通信機能搭載PC定額」を試してみた。使い方は、キーボードのショートカットで「WAN」をオンにし、ユーティリティーソフトを起動してアクセスポイントに接続するだけだ。

ダイアローグ・ジャパン(株)の「FlyBook」シリーズ レノボ・ジャパン(株)の「ThinkPad X61/X61s」シリーズ
現在、au通信モジュール内蔵PCとして販売されているには、ダイアローグ・ジャパン(株)の「FlyBook」シリーズとレノボ・ジャパン「ThinkPad X61/X61s」シリーズとなる

スピードが早いのは?


 比較対象として用意したのは、イー・モバイルのUSB接続型通信モジュール「D01HW」(関連記事)。接続方法は、事前にユーティリティーソフトをインストールしておき、PCのUSB端子とD01HWをケーブルで接続。その後ソフトを立ち上げて通信を開始する。接続自体はショートカットキーを押すかUSBで差すかの違いだけだが、D01HWを鞄のポケットなどからごそごそ取り出す手間がかかる。なお、D01HWは、イー・モバイルが昨年12月から開始した7.2Mbpsサービス(関連記事)には対応していないので、3.6Mbpsサービスでの接続となる。

「D01HW」。編集部でのコールネームは「しっぽ」
auのユーティリティーソフト画面 イー・モバイルのユーティリティーソフト画面
左がauの、右がイー・モバイルのユーティリティーソフト画面。インターフェースデザインはかなり異なるが、「接続」ボタンを押すとつながるという意味では、さほど変わらない

 都内で試した限りでは、下りは、イー・モバイルがコンスタントに2.5M~2Mbps以上の通信速度を出している一方、auは300~600kbps程度の通信速度となっている。例えば、動画配信サービス「Gyao」のコンテンツを視聴する場合、イー・モバイルは問題なく再生できるのに対し、auでは頻繁に映像が止まり、快適に視聴できる状態ではなかった

 上りはイー・モバイルが200~400kbps程の通信速度なのに対して、auは100kbps前後という通信速度になっており、こちらも通信速度にはかなりの差が出ている。ちなみに、イー・モバイルで約2MBの画像1枚をウェブのサーバーにアップするのにかかった時間はおよそ1分。対してauは約3分かかった。

 イー・モバイルは前述のとおり、7.2Mbpsサービスには対応していない端末を使っており、3.6Mbpsサービスでの接続だったことを加味すると、7.2Mbpsに対応した一部地域(非公開)では通信速度に圧倒的な差がでるだろう。

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