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より精度の高いMac/Windows間のネットワーク共有を実現!

フロントライン、米TSS社製のMac/Win間の共有ソフト「DAVE v7」を発表

2008年02月11日 16時30分更新

文● MacPeople編集部

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(株)フロントラインは8日、米サースバイ・ソフトウェア・システムズ社製のネットワークソリューションソフト「DAVE v7」を3月7日に発売すると発表した。価格は通常版1万7640円のほか、各種アカデミック/ボリュームライセンスを用意する。

DAVE v7」は、Windowsマシンと同等のネットワーク共有機能をMacに追加するソフト。OS Xの標準機能でも一般的なWindows共有は可能だが、「DAVE v7」を使えばCIFSサーバーやNTFSストリームのサポート、DFS(分散ファイルシステム)へのアクセス、SMBデジタル署名やNTMLv2/SSPといった高度なセキュリティーへも対応する。今バージョンではLeopardやWindows Vista/Server 2008といった最新OSをサポートしている。

DAVE v7

「DAVE v7」のパッケージ。5ライセンス版が7万3500円、10ライセンス版が13万6500円、アカデミックパックが1万3440円、アカデミックパック5ライセンス版が5万7750円、アカデミックパック10ライセンス版が11万250円——といった複数ライセンスパックを用意。「DAVE v6日本語版」からのアップグレード版は8400円だ

OS Xの標準機能に組み込まれるため、使い方も簡単。Mac上でフォルダーを公開するには、「DAVE Sharing」でフォルダーを指定し、セキュリティーオプションを設定するだけだ。Windows側では、「マイネットワーク」を開くだけで接続できるので、接続先がMacかWindowsかを意識しないで済む 。

DAVE v7

MacからWindowsの公開フォルダーを開く際は、OS X標準機能のネットワーク機能と同じく「サーバへ接続」を選べばいい。PostScriptのプリンターは、両OSで共有が可能だ

DAVE v7

詳細な設定は、システム環境設定の「DAVE Network」パネルを使う。Windows Server 2003/Windows Server 2008で使われているSMBデジタル署名やNTLMv2によるセキュリティーポリシー、NTLM SSPにも対応している

対応システムはMac OS X 10.4以上(Leopard対応)。また、OS X 10.4ではクラシック環境もサポートしている。


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