低価格・高画質・コンパクト3拍子揃ったスグレモノ
【SPEC】 開発/販売元●(株)リコー 価格●オープンプライス(実売6万円前後) http://www.ricoh.co.jp/ 印刷解像度●9600dpi相当×600dpi インターフェース●USB 2.0、1000 Base-T 対応システム●OS X 10.2.8以上(Leopard対応) 対応機種●PowerPC G4以上、またはインテルCPUを搭載したMac サイズ●幅400×高さ320×奥行き450mm 重さ●23kg |
【COMMENT】
エントリー機とは思えないほど、カラー写真の印刷品質が高い。インクジェット機では不向きな、大量の写真印刷にも最適な優れた製品だ。
「IPSiO SP C220」は、最大印刷解像度9600dpi相当×600dpiのA4カラーレーザープリンターだ。本体サイズがコンパクトなので、設置床面積は一般的なA4インクジェットプリンターとほぼ変わらない。それでいて、1パス(用紙が1回通過)で4色カラーを印刷する「タンデムエンジン方式」を採用するため、モノクロ/カラーの印刷速度は、いずれも16枚/分を実現している。
本体上部には操作ボタンと各種ランプを用意。基本的な操作やプリンターの状況をひと目で確認できる。前面に設置されたカセット式の給紙トレーはA4普通紙で最大250枚、ハガキは最大50枚まで同時にセットできるタイプ。手差しトレーも兼ねているので、前面の開口部から手動で1枚ずつ給紙することも可能だ。
トナーの交換は、本体上部のパネルを開けてカートリッジを引き出す方式。省スペースに無駄なくカートリッジを収めた設計技術は見事だ。
ネットワーク接続時に必要なIPアドレスや印刷の設定は、ドライバーソフトの「Smart Organizing Monitor」を使う。トナー残量やジョブ記録も同ソフトで確認可能だ。ただし、一部の表示が日本語化されていないのが残念なので、アップデートで対応してほしい。
コンパクトなうえ価格もお手ごろなので、SOHOはもちろん家庭用にもピッタリの製品だ。
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