このページの本文へ

名刺サイズのワンセグ付きAM/FMラジオも登場

ソニー、「モバイルブラビアエンジン」搭載の携帯ワンセグテレビを発表

2008年02月06日 15時53分更新

文● 編集部 広田稔

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ソニー(株)は6日、FM/AMラジオ対応ワンセグテレビ「XDV-D500」とワンセグテレビ対応FM/AMラジオ「XDV-G200」を4月10日に発売すると発表した。価格はともにオープンプライスで、予想実売価格はXDV-D500が3万8000円前後、XDV-G200が3万円前後。



高画質にこだわった「XDV-D500」


 XDV-D500は、同社のテレビブランドを冠した「ブラビアワンセグ」と呼ばれるポータブルワンセグテレビだ。

「XDV-D500」。ブラックとホワイトの2色を用意する

 コントラストや輪郭を強調し、彩度を鮮やかにする画像処理エンジン「モバイルブラビアエンジン」や、視野角が上下左右160度以上というソニー製の3.0インチ低温ポリシリコンTFTディスプレーの採用など、高画質化の仕組みがいくつか採用されているのが特徴となる。

 アンテナは、延ばして使う「ホイップアンテナ」と「ヘッドホンアンテナ」の2種類を用意。ワンセグの電波が届きにくい室内でも安定して受信できるように、F型アンテナ端子付きの充電スタンドも付属する。

 録画機能では、日時指定のほか、EPGからの録画予約や繰り返し録画にも対応する。また、スポーツ延長機能を備えており、番組の放送時間が変更されても自動で試合終了まで録画される。内蔵の2GBメモリーに最大10時間/100件ぶんの録画が可能だ。視聴時には、10/30/120倍の早見再生が行なえる。

 最大バッテリー駆動時間は、ワンセグ視聴が8時間、AMラジオが34時間、FMラジオが27時間(いずれもヘッドホン使用時)。本体サイズは幅98×奥行き14.3×高さ59.3mm、重量は107g。本体カラーは、ブラックとホワイトの2色を用意する。

充電スタンドにはF型アンテナ端子を用意。自宅でワンセグ番組を録画し、外出先で見るといった使い方も可能だ

付属のキャリングケース



名刺サイズの「XDV-G200」


 XDV-G200は、2.0インチ液晶を搭載した「テレビが見られる名刺ラジオ」がキャッチフレーズの携帯性を重視した製品だ。その名のとおり本体サイズは幅58×奥行き14×高さ92mmという名刺サイズで、重量は87gとなっている。

「XDV-G200」。ブラックとシャンパンゴールドの2色を用意する

 本体上部の6つのボタンで、直接ワンセグ/AM/FMのチャンネルを指定できるのが特徴になる。例えばワンセグではひとつのボタンに2つの局が割り当てられており、ボタンの前側と後側で別々のチャンネルを選択可能だ。メニュー画面は、中央のジョグレバーで操作する。

 アンテナには、ヘッドホンアンテナを採用。高域のノイズを減らして、ラジオ音声を聞きやすくするノイズ低減機能を搭載。録画機能は備えていない。最大バッテリー駆動時間は、ワンセグが8時間、FMが18時間、AMが22時間となっている(いずれもヘッドホン使用時)。本体カラーは、ブラックとシャンパンゴールドの2色を用意する。

充電スタンドとキャリングケースが付属する


カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中