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「ソフト~ソフトあるよ~」の路上海賊版販売グループを逮捕

2008年01月22日 20時44分更新

文● 編集部

 警視庁万世橋署、丸の内署、麹町署、久松署、牛込署は、本部生活経済課の応援を得て、秋葉原の電気街で権利者に無断で複製したコンピュータソフトウェアを露天販売していたとして、20日男女のグループ5人を著作権法違反の疑いで現行犯逮捕し、22日東京地検に送致した。

旧俺コン前交差点旧俺コン前交差点
普段は中国人がチラシを持って立っている旧俺コン前十字路だが、今日は誰もいない

 逮捕されたのは、台東区の無職男性A(38歳・中国籍)、江東区の派遣社員男性B(28歳・中国籍)、葛飾区の無職女性C(29歳)、練馬区の無職女性D(21歳・中国籍)、葛飾区の職業不詳女性E(30歳・中国籍)の5人。
 男性Aは20日、近くの喫茶店において「Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版」を権利者に無断で複製したCD-R1枚を、その他の4人は、秋葉原の路上において「JUST Suite 2007」を権利者に無断で複製したDVD-R1枚を、それぞれ販売する目的で所持していた。
 グループは秋葉原の電気街の路上で、約100種類の海賊版リストが記載されたチラシを、女性ら3人(C、D、E)が通行人などに配布して顧客を集めていた。女性らは注文を受けると、喫茶店で保管を担当している男性Aに携帯電話で連絡を取り、運搬役の男性BにCD-RやDVD-Rに複製した海賊版ソフトを持参させ、販売を行なっていた。
 多くの海賊版は、1枚に複数のソフトが複製されており、1枚あたりの販売価格は5000~1万8000円。警察の調べによると、グループは2007年春ごろから海賊版販売をはじめており、チラシ配布役の女性1人あたりの販売数は、平日で10枚程度、土日祝日には20~30枚程度であったことを供述している。逮捕当日に行なわれた捜索では、約110種類300点の海賊版CD-RやDVD-Rのほか、約170枚のチラシが押収された。警察の調べによると、グループは概ね事実を認めており、生活費を稼ぐために海賊版を販売していたと供述している。
 ASCII.jp アキバ班にとっては、秋葉原での海賊版ソフト販売は日常の光景。なぜ今まで逮捕しなかったのか不思議なくらいだが、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によると、「警察がここ3、4年の間通報を受けるたびに注意を繰り返してきたが、改善がみられないため今回の逮捕に踏み切った。海賊版販売グループは複数存在するが、今回逮捕したのはそのうちの1つ」とのこと。

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