(株)NTTドコモと(株)アッカ・ネットワークスは21日、共同で参入を目指していた2.5GHzの広帯域移動無線アクセスシステム事業について、参入が許可されなかったため提携を解消した。
NTTドコモは2007年8月31日より「2.5GHz 広帯域移動無線アクセスシステム事業者」の免許取得を前提に、(株)アッカ・ワイヤレスへの出資と事業運営について提携を発表していた(関連記事)。
しかし、2007年12月21日に総務省から(株)ウィルコムと、KDDI(株)やインテル(株)などが出資するオープンワイヤレスネットワーク社の2社に免許の付与が行なわれ、前提となる免許取得が不可となったため、今回の提携解消に至った。
今後の展開については、アッカ・ワイヤレスおよびアッカ・ネットワークスは、「ワイヤレスブロードバンドサービスの展開に関して前向きに検討」とコメントしている。NTTドコモは今後については何も触れていない。