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松下電器産業、薄型テレビ「新・ヒューマンビエラ」を7機種発表

2008年01月21日 19時56分更新

文● 編集部 橋本 優

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新・ヒューマンビエラの新機能

 PX80は、1万5000:1の高コントラストを実現した新駆動方式を採用。予備放電の駆動電圧をよりきめ細かく制御する新しいアルゴリズムにより、従来機種「PX70」シリーズのコントラスト比(4000:1)から大幅にアップしている。また、前面ガラス表面の拡散効果を低減させるとともに、外光映り込みの明るさを低減する新開発の「クリアピクチャーパネル」により、よりクリアで艶っぽい映像を表示できるという。

TH-32LX80

TH-32LX80

 液晶テレビ「TH-32LX80」は、映像シーンの特徴に応じてバックライトの明るさをリアルタイムに制御し、光量を最大約9分の1まで低減させる「インテリジェント バックライト コントローラー」と、映像シーンの特徴に応じてガンマカーブなどのデジタル信号を制御することで、各シーンの画面内のコントラスト感を高める「ダイナミック コントラスト エンハンサー」からなる「WコントラストAI」を新たに搭載。1万:1相当というハイコントラストな映像を実現した。

TH-26LX80、TH-20LX80

TH-26LX80、TH-20LX80

TH-17LX8

TH-17LX8

 それ以外の液晶テレビ「TH-26LX80」「TH-20LX80」「TH-17LX8」は、光量を最大約2分の1まで低減できる「コントラストAI」と視野角が広い「IPS液晶パネル」を搭載する。

 今回の「新・ヒューマンビエラ」共通の新機能としては、外部機器連動機能である「ビエラにリンク!」に新機能が追加された。HDMI連携機能の「ビエラリンク」に対応したHDDレコーダーと組み合わせることで、放送中の番組を一時的にHDDレコーダーに録画する「番組キープ」機能や、対応ラックシアターとの組み合わせで、視聴している番組に最適なサウンドモードに自動で切り替える「番組ぴったりサウンド」機能を利用できる。

 さらに、対抗機器と接続した際、ビエラの画面上に操作パネルを表示する「画面deリモコン」や、同社の「センサーカメラ」の映像をテレビに表示する「センサーカメラ連係」、ビエラのリモコンを使い、ビエラからCATVセットトップボックス(STB)の操作が可能な「CATVデジタルセットトップボックス連係」、大画面でデジタルカメラの写真を楽しめる「ハイビジョンテレ写」 などを搭載する。

 そのほか、レコーダーからの入力を親画面に、テレビの映像を子画面に表示できる「簡易2画面」(PX80シリーズおよびTH-32LX80のみ)や、リモコンデザインの変更(PX80シリーズおよびTH-32LX80のみ)、番組ジャンル別に色分け表示する「インテリジェントテレビ番組ガイド」 などの機能が改良されている。

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