(株)エルザジャパンは17日、米NVIDIA社のワークステーション向けハイエンドGPU搭載ビデオカード「NVIDIA Quadro FX 3700」を2月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は20万円前後。
NVIDIA Quadro FX 3700はCAD、デジタルコンテンツ制作、およびビジュアライズアプリケーションに主眼を置いたビデオカード。クロックはコア/メモリーがそれぞれ500MHz、1600MHz。ビデオメモリーはGDDR3 SDRAM 512MBを搭載する。出力端子はHDCP対応のDVI-I端子を2つと、ステレオ表示に対応するOpenGLクワッドバッファステレオ機能を搭載する。最大表示解像度は2560×1600ドット、その際のリフレッシュレートは60Hz。インターフェースはPCI Express 2.0に対応している。また、カード全体で1スロットサイズのスリムな大型ファンを採用している。
また、DirectX 10シェーダーモデル4.0およびOpenGL2.1に対応しており、1920×1200ドットまでの解像度で最大32倍のフルシーンアンチエイリアシングが可能。また、3D形状モデリングを高精度で表示できる12bitのサブピクセルプレシジョンにも対応している。対応OSはWindows Vista/XP。