インターネットはもうちょっと楽しくなる
発表会に登壇した稲船氏は「ゲーム性のあるコミュニケーション」というダレットワールドの概念を記者たちに披露した。同氏はウェブサイトなどを通じて提供されるインターネット上の情報は依然としてテキストが中心で「面白みの要素がまだまだ足りない」と話す。
例えば、同氏が過去に関わったバイオハザードシリーズでは、移動のたびにドアが閉まるといった細かな演出が施されている。しかし、これはゲームだからであってウェブサイトの画面遷移では通常こういったことは行なわれない。最短手順で目的の情報に到達できるというのは、情報を入手するという観点に立てば有益だが、あえて最短距離を進まないことで、楽しみの要素が増す可能性もある。こういったコミュニケーションの可能性を模索していくというのがダレットワールドの目的のひとつだという。
発表会でのデモ。ワールド内の洋服ショップで、アバターの服装を変更している様子が紹介されている。福は単に着せられるだけでなく、裾を入れるのかしまうのかといった細かなところまで指定できる。ちなみにこの服装は今日の稲船氏と同じ。
稲船氏は、アバターは自分の操作するキャラクターだけではないと話す。例えば、キャラクターひとりひとりに提供される「マイルーム」で流す音楽、知人と時間を過ごすレストランといった場もアバターのひとつであるという主張だ。こういった疑似体験に加え、ゲーム性を加味することで、インターネットやコミュニティーをもっと楽しくできるのではないか。また、将来的にはワールドそのものをプラットフォームとして、その中でインターネットのサービスを利用する方向性も視野に入れているようだ。
ダレットワールドは明日17日からクローズドベータテストの募集(関連サイト)を行ない、2月上旬と下旬に2回のテストを行なう。その後3月にダレット会員すべてが参加できるオープンベータテストを実施したのち、4月から正式サービスを開始する。
サービスの利用には専用クライアントソフトが必要で、対応OSはWindows Vista/XP/2000。Pentium 4-1.6GHz以上のCPU、512MB以上のメモリー、Intel 945G/GeForce 4MX/RADEON 9000以上のビデオカード、DirectX 9.0c、常時接続回線(1Mbps以上)などが必要。携帯電話機やほかのOSへの対応も検討しているが、現時点では未定だという。














