ジャパンマテリアル(株)は16日、カナダMatrox社製のビデオカード「Matrox Millennium P690 シリーズ」6製品を21日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、予想実売価格は3万1080円から。
Matrox Millennium P690は90nmの「P690チップ」(仮称)を採用し、DDR2メモリを搭載したビデオカードシリーズ。いずれも1枚のボードから2台のディスプレーに出力が可能で、最大解像度はディスプレー1台につきアナログで2048×1536ドット、デジタルでは1600×1200ドットに対応している。ファンレスモデルで、12W以下の省電力設計となっているのが特徴。特に静音・省電力のパソコン向けにつくられているという。
また、848×480/852×480/1280×768/1360×768/1365×768/1366×768の6種類のワイド表示が可能な「Matrox PowerRes」機能を搭載するほか、1台のディスプレー上においてデスクトップを複数に分割し、仮想的なマルチディスプレー環境を実現する「Matrox Desktop Divider」機能を備えている。これにより、金融システムやデイトレード用パソコンで株式チャートなどを複数表示する際などに応用が可能という。
ラインナップは以下のとおり。
- Millennium P690 PCI
- PCI/128MB/3万1080円
- Millennium P690 PCI LP Plus
- PCI/256MB/4万2525円
- Millennium P690 PCI Express x1
- PCI Express/128MB/3万7590円
- Millennium P690 PCI Express x16
- PCI Express/128MB/3万345円
- Millennium P690 PCI Express x16 LP
- PCI Express/128MB/3万7380円
- Millennium P690 PCI Express x16 LP Plus
- PCI Express/256MB/4万1790円