2008年01月23日 23時30分更新
ビジネスマインドで語るIT投資
事業継続性とコストを両立させるバックアップ手法
――2004年からNTTコミュニケーションズが提供する「Group-VPN」を利用されていますが、コスト面の要請が大きかったのでしょうか?
もちろん、製造メーカーとしては、工場にまつわるコストを少しでも削減したいというのがあります。ただ、それだけではなく同時に、安定性も確保しなくてはなりません。
たとえば、何らかのトラブルで工場のシステムが止まったとして、よほど我慢しても3~4時間が限界です。それ以上になれば会社の収益に大きなダメージを与えてしまいます。
コストと安定性の両方を満たすネットワークサービスとして「Group-VPN」を利用しています。
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| クリオン株式会社はALC分野で高い実績と国内シェアを有している。写真の名古屋工場は、ALCに関して世界最大級の生産力を誇る。 |
――あわせてバックアップサービスの「Group-VPN plus」を利用されていますね。
先ほどの工場を止められない話に関連してきますが、ITによって管理する際に、トラブルを避けるだけでなく、実際に起きてしまった場合も当然想定しなければなりません。メインの回線に障害が起こった場合、すみやかなバックアップ回線への移行は欠かせません。しかし、二重に回線を持つとなるとコスト的な問題がどうしてもついて回ります。
「Group-VPN plus」ならワンストップで提供され、障害時は自動的にバックアップ回線へと切り替わります。しかも安価で導入できるので大変助かっています。
――実際に一度障害が発生したと伺ったのですが?
そうなんです。でも、障害が発生したことにすぐには気がつかなかったんです。
――気がつかなかった?
あまりにもスムーズにバックアップ回線に切り替わったため、障害に気づかなかったんですね。直後にNTTコミュニケーションズさんから「障害が発生していませんか?」というご連絡をいただいてやっと気がつきました(笑)。それぐらい、優れたサービスですよ。
――ネットワーク環境としては、すでに十分な環境ですね。
今後はこのネットワーク環境を、製造面だけではなく、もっとビジネス全体に生かしていきたい。ITを直接扱っている側から積極的に提案していきます。
――会社としては、最近エコロジー環境にコミットした商材を多数開発されていますね。
まだまだ、この分野は市場を作っていく段階ですが、すでに受け入れられている製品もあります。こういった環境アメニティ事業が、今後クリオンの新しい柱となってくれるはずだと考えています。
現代ではどんなトラブルが会社の命運を左右するかわからない。たとえトラブルが起きたとしても、いち早く、あるいは必要なところから、会社の機能をいかに回復させるかという「事業継続性(business continuity)」の問題が、IT投資においても重要なテーマとなっている。
しかし、中にはITの側からはどうすることもできないトラブルもある。第三者に起因する事故や、地震や火災によってデータが失われる等、このような事態の発生は予測するのが難しい上、復旧に際してユーザー企業側の努力だけではどうにもならない場合が多い。
ネットワークに着目すると、メイン回線に何か起きてしまうと、システム全体が機能しなくなるといった深刻な事態が予想される。このような場合、バックアップの回線をあらかじめ別に用意しておくといった、「冗長化」と呼ばれる対応を行うのが一般的だ。しかし、バックアップ構成をとることは回線も2倍になるので、今度はコスト面が心配になってくる。
NTTコミュニケーションズが提供する「Group-VPN plus」は、こうした企業側が必要としているバックアップを低コストで提供しているサービスである。中でもアクセス回線のバックアップでは、障害が発生した場合、自動的にメイン回線からバックアップ回線に切り替えてくれる。しかも、導入から運用・保守までワンストップで提供されるため、手軽に信頼性をアップできる。
「事業継続性」には会社の不祥事への対応といった要素も含まれるが、まずはIT面からの会社の継続性をもう一度検討してみよう。
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| トラブルによって会社が機能不全に陥る可能性は常にある。どんな形でいつ発生するかわからないトラブルに備えるため、バックアップ回線を用意することで、いざというときの事業継続性が確保される。 |
協力:NTTコミュニケーションズ株式会社
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