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Macworld 2008 リポート Vol. 1

現地取材班が贈るエキスポ前日の模様と新製品への希望

2008年01月15日 20時09分更新

文● 宮本朱美

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基調講演の目玉その1:新型iPhoneの発表と、日本での発売決定!?

いきなり希望的な観測から入ると、日本でもiPhoneの発売か! という期待を大きく抱いている。'07年末あたりから、新聞各紙でiPhoneの国内提携先についての記事が書かれていたタイミングともいい、発売は先だとしてもそろそろ提携先とスケジュールを発表するのではないだろうか。

アップルが日本での提携先に選ぶ携帯電話プロバイダーは、auやNTTドコモも話し合いがあったようだが、ソフトバンクが最有力候補。

iPhoneそのものの新機能としては、「内蔵カメラで、静止画像に加えて動画も撮影可能に!」「記憶容量の増加」「3G通信に対応! 従来のiPhoneが採用するGSM/EDGE方式に加えてW-CDMA方式を追加し、より多くの国で使用可能に」「日本語入力のサポート(iPod touchではすでに実現している)」「SDK公開により、サードパーティー製ソフトの開発とインストールが正式に可能に!」──などが考えられる。ちなみに、日本国内の携帯端末ではもはや標準ともいえるストラップホールは次期iPhoneでも採用されないだろう。


基調講演の目玉その2:新型Apple TVの発表!

日本では、公式コンテンツとしてムービーの予告編しか見られなかったため、あまり話題にならなかった「Apple TV」がアップデートするに違いない。Apple TVに保存した動画を、iPhoneやiPod touchに配信可能になる。さらに端末を登録すれば、インターネット経由で外部からもApple TVの動画を楽しめるようになるかもしれない。

米国では、ワーナーブラザーズ社がiTunes Music Storeでムービーのオンライン・レンタルを開始するという提携情報がリークされた。フォックスやディズニーも同意したとのウワサだ。また、iTunesの次期アップデートであるバージョン7.6には、ムービーレンタル機能が追加されるという情報も出ている。インターネット経由でレンタルした動画を、Apple TVだけでなく、iPhoneやiPod touchで外出先から見られるようになれば楽しみ方が広がるはずだ。


(次ページに続く)

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