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ここが変わったWindows Vista 100連発! ― 第72回

ユーザー補助機能が格段に使いやすくなった

2008年01月15日 13時55分更新

文● 柳谷智宣 アバンギャルド

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Windows XPの拡大鏡機能 Windows Vistaの拡大鏡機能
Windows XPの拡大鏡機能Windows Vistaの拡大鏡機能。最大16倍表示まで設定できるようになった

この機能はWindows Vistaの全エディション(Home Basic、Home Premium、Business、Enterprise、Ultimate)でお使いいただけます。

 Windows Vistaには視聴覚に障害があるユーザー向けに、画面の拡大表示や音声読み上げなどのユーザー補助機能が搭載されている。Windows XPにも「ユーザー補助のオプション」が用意されていたものの、設定方法が分かりにくく、あまり利用されていなかったと思われる。また、日本語版Windowsでは初めて、音声で画面の内容を読み上げるナレータ」にも対応した。

 Windows Vistaのユーザー補助機能は、コントロールパネルの「コンピュータの簡単操作センター」にまとめられ、手軽に利用できるようになった。主に4つの機能が用意が用意されている。

「コンピュータの簡単操作センター」 「コンピュータの簡単操作センター」の画面。4つのツール以外に、「コンピュータを画面なしで使用する」「マウスを使いやすくする」といった、目的別に推奨設定をまとめているのも便利だ

 マウスポインターの周辺を拡大して表示する「拡大鏡」は、細かい文字が見にくい人に最適なツールだ。最近は高解像度の液晶ディスプレーが多いので、「文字が見づらい」と感じているなら試してみよう。表示倍率はWindows XPの最大9倍から、最大16倍まで増えている。ショートカットキーに対応したのも便利だ。また、拡大画像の品質が格段に向上しており、見やすくなっているのもうれしいところ。従来と同様に、拡大画像の色を反転させたり、拡大画像を任意の場所に移動させることも可能だ。

拡大ウィンドウの固定位置をプルダウンメニューから選べる 拡大ウィンドウの固定位置をプルダウンメニューから選べるようになった。従来と同様に、ドラッグ&ドロップで動かすこともできる
スクリーンキーボード ソフトウェアキーボードでキー操作を行なえる「スクリーンキーボード」は従来どおり。Altキーなどは、クリックすると押下の状態になり、キーを押下でロックしたまま連続して入力できる

 新搭載の「ナレータ」機能は、表示されている項目や入力した文字を読み上げる機能だ。Windows XPでは英語版のみに搭載されていたが、Windows Vistaでは日本語に対応した。ただし、標準では英語の読み上げ用音声しかない点のがネック。(株)スカイフィッシュの「FocusTalkVer2.0」など、Vista対応の日本語用スクリーンリーダーが別途に必要になる。

画面に表示された文字やキー操作を読み上げる「ナレータ」 画面に表示された文字やキー操作を読み上げる「ナレータ」

 なお、Windows Vistaに搭載されているInternet Explorer 7は、ボタンから“戻る/進む”といった文字がなくなってしまった。読み上げるべき文字がないため、スクリーンリーダーでは対応できない。

読み上げ音声は英語のみ。日本語読み上げには、別途プログラムが必要になる 読み上げ音声は英語のみ。日本語読み上げには、別途プログラムが必要になる。英語での読み上げなら問題なく動作し、例えばF11キーを押すと「エフイレヴン」と読み上げる

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