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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第34回

見てるだけで飽きない、猫のいる生活

2007年12月26日 00時00分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

 大五郎の苦手なもの、それは「カメラ」である。ここ1年くらい、カメラを向けると即座に逃げるのだ。こっそりスイッチを入れても、レンズがせり出る「うにー」という音で逃げに入るのでゆっくり写真が撮れない。例えば、彼は前ページの写真のように棚の上でくつろぐのが好きなのだが、カメラを持って近寄ると……

あ、見つかったヤバい。逃げなきゃシュタッ。タタタタタッ
あ、見つかったカメラだ。ヤバい。逃げなきゃシュタッ。タタタタタッ(1枚目:2007年8月撮影 ソニー「Cyber-shot DSC-W200」、2~3枚目:2007年10月撮影 ニコン「D40X」)

 こんな具合である。いつも大五郎が踏み台にするのでうちのファックスは瀕死状態である。でもカメラがないとこではいろいろ楽しませてくれる。

 この夏、締めたつもりのベランダの網戸が時々開いてたのだが、ある時、偶然現場を押さえることに成功した。大五郎が爪を網にひっかけて網戸を開ける技を修得してたのだ。でもその技はまだまだ不完全なのでした。連続写真でどうぞ。

よし、開いたこれで外へ出られるぞあ、爪がひっかかって取れへんっ
よし、開いたこれで外へ出られるぞあ、爪がひっかかって取れへんっ! ヤバッ! どないしょっ!(1~3枚:2007年9月撮影 キヤノン「IXY DIGITAL 910IS」)

 ここでいったん室内に戻って網戸から爪を外す、という知恵はないのでありました。

 部屋が暗かったのと、あわてて一番近くにあったデジカメでとっさに感度を上げて撮ったのでノイズはバリバリだし猫はぶれてるしで写真としては良くない。でも、連続写真にしたら臨場感があって面白かったので、白黒にして掲載。

 夜の室内は暗いから、動いてる猫を撮るには感度を上げないとだめ。コンパクトデジカメは感度を上げるとノイズがのっかってどうしても画質が落ちる。そんなときはこんな風に白黒にしちゃうのも手である。

 いやあ、猫って面白くて飽きないですわ。では、よいお年を。



筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は1月9日掲載予定

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