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アッシュフォード学園のコスプレも可

Second Lifeで、コードギアスの「ランスロット」になれるイベント

2007年12月21日 21時42分更新

文● 遠竹智寿子

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 博報堂DYグループ4社が設置している「博報堂DYグループ・i-ビジネスセンター」の3Dインターネットラボは20日、毎日放送系列のアニメ番組「コードギアス反逆のルルーシュ」に登場するロボット「ランスロット」のSecond Life用公式アバターを限定配布するイベントを22日から開催すると発表した。

ランスロットのアバター

ランスロットのアバター



人気の機体「ランスロット」を3000名限定で配布


 20日には同社は報道関係者向けの発表会「Lanslot 体感デー」も開催された。

 このプレス体感デーは、同センターの会議室にて行なわれたが、希望者に対しては、編集部からバーチャル参加することも可能だった。

 配布イベントに関しては、毎日放送、コードギアス製作委員会なども協力。ランスロットの公式アバターは22日(土)~28日(金)の期間3000名限定で配布される。配布場所は、Second Life内に設置された「WITH」島内にあるイベントステージ「KASSAI」(SLURLへのリンク)だ。

 コードギアス反逆のルルーシュは、2006年10月~2007年3月までTBS系列で放送されたTVアニメ。熱狂的なファンが多く、来春に続編の放送も予定されている。KASSAIステージでは、放送済みの作品のダイジェスト版を観ることも可能で、そこに公式アバター取得のためのパスワードが隠されている。また、ユーザー参加の一斉試写会を12月22日21時から30分程度予定している。

KASSAIのステージ

会場に行くと、こんな感じで作品のパネルが並んでいる

 会場に並ぶランスロットのパネルをクリックすると、「パスワード入力」を促すメッセージがチャットで流れる。ダイジェスト版ムービーの中に出てくるパスワードをチャットで打ち込むとアバターがもらえる仕組みだ。装着すると自分のアバターが瞬間でランスロットに変わる。ガンダムなどを操縦してみたいという思いを持つ人は多いはずだが、アバターという分身を使っての体験はリアル感がそれなりにある。普段、この手のアニメに興味をそれほど持たない筆者でも楽しい。

ランスロットのアバター

ランスロットのV.A.R.I.S.を撃ちまくる

 出来のいいキャラクターアバターだ。「V.A.R.I.S.」という武器を装備すれば、銃からレーザービームが発射され、使用感を楽しむことができる。Second Lifeには、日本のアニメキャラを愛するコアな海外からのファンも多いので、彼らが情報を聞きつけてやってくるのではないだろうか。

制服

アッシュフォード学園の制服も着れるぞ

ランスロットのアバター

ランスロットの後ろにはコピーライト表記も

 Second Lifeでは、著作権などの問題がいろいろ検討段階にあるが、今回のキャラクターアバターは、権利者の了承も得た「公式アバター」。ロボットの後ろの著作権表記(C)が「公式」の証しだ。

発表会場

発表が行なわれた会議室。「3Dインターネットの波は遅かれ早かれ来る。広告業界のこれまでの経験を持ってしても、未知のメディアである。自分たちで積極的にトライ&エラーした経験を持たなければ顧客企業にも提案できない。この新分野でのマーケティング開発、研究を積極的に行ないながら、その効果的な手法やアイディアを企業向けマーケティングサービスとしてどんどん提案、提供していきたい」(同社広報)という


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