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1日30分参加でもOK 君は生き残れるか?

ガンダムタクティクスオンライン、2008年1月24日に正式サービス開始

2007年12月22日 00時00分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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 (株)バンダイナムコゲームスは22日、「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたオンラインゲームの最新作「ガンダムタクティクスオンライン」(GTO)を2008年1月24日に正式サービスを開始すると発表した。月額1050円の有料サービスだが、2008年1月31日までは無料でプレイできる。

オプティオ T30

GTOのログイン画面。なお画面はすべて開発中のもの

 GTOは、「ガンダムネットワークオペレーション」(GNO)や「ガンダムネットワークオペレーション2」(GNO2)に続く、短時間しかプレイできないガンダムファンでも楽しめるオンラインゲームだ。機動戦士ガンダム(いわゆるファースト)の1年戦争を実際の5ヵ月間でプレイする(開始当初はシナリオ途中からのスタートになるため3ヵ月で終戦になる予定)。GNO/GNO2よりもインタラクティブな要素が盛り込まれており、同社いわく「1戦あたり5分、1日3戦で30分でも楽しめる」という。

3Dモードの戦闘画面。GNOのようなターン制ではなく、事前にプレイヤーが設定した戦術に従ってリアルタイムにモビルスーツが動き回る

 GTOでは、モビルスーツ、パイロット、戦術、アイテムなどがすべて“ユニット”(いわゆるカード)で扱われる。ユニットは開始直後にひととおり必要なものが配布されるほか、毎月約20枚補充されるチケットを交換することでランダムな新規ユニットを入手できる。チケット交換は、チケット1枚で特定のユニットを1つ、もしくはチケット2枚でランダムな複数ユニット3つに交換する方法が用意されている。前者はユニットをあらかじめ選べる代わりに能力が平均的な「ブロンズユニット」しか得られないが、後者は能力が高くレアな「シルバーユニット」「ゴールドユニット」を入手する可能性がある。ユーザー同士でのユニットの交換(トレード)はできないが、1日1枚不要なユニットや重複したユニットをランダムな別のユニットに交換する「エクスチェンジシステム」が導入される。なお、2月1日以降はプリペイドカード決済とチケットの追加購入(10枚セットで525円)も可能となる。

編成画面

編成画面。モビルスーツ、パイロットの組み合わせに対して、アイテムを2つまで割り当てられる

 GNO/GNO2プレイヤーにとって目新しいアイテムユニットは、戦闘の経過時間に応じて増加する「モラルポイント」を消費することで使用できる(解禁される)というもの。アイテムの中には、相手のモラルポイントを低下させるというものもある。そのため、戦術の組み立てだけでなく、戦闘の行方を注視してタイミングよくアイテムを使うことが勝利への近道となる。なお、GNOのように放置しておくと自動的に戦闘(野戦)が行なわれるわけではなく、必ずプレイヤーがゲームを起動・ログインしていないと戦闘は始まらない

ジオン軍のパイロット選択

ジオン軍のパイロット選択画面。パイロットによって初期能力値が異なるほか、一定時間被ダメージを軽減するといったスキルも個別に持つ

戦術ユニット

戦術ユニットは、近MS、低HP、高HPといったGNO2でおなじみのものから、隊長/副長機護衛、という新しいものまでさまざまに用意される

 戦闘は対コンピュータープレイヤー(CPU戦)のほかに、対プレイヤーキャラクター(PC戦)があり、PC戦ではプレイヤー同士の戦術や、前述のアイテム使用タイミングといった駆け引きが楽しめるようになっている。これらは3段階の戦場レベル(前線や後方)のどこで戦うかによって、PC戦の遭遇率が変わる(後方では弱いCPU戦しかない代わりに、獲得できる戦果も低い)。こうして繰り返した戦闘の成績は1作戦(2週間)ごとに30戦分がプレイヤーの戦果として集計され(30戦以上をこなしても上位30戦のみ集計)、ランキングや陣営(ジオン/連邦)の侵攻度に反映される。ランキングの上位者には褒賞がもらえる。また、野戦だけでなく一定条件をクリアするという「任務戦闘」も用意されており、任務をクリアしても異なる褒賞が入手できる。

攻撃方法

攻撃方法も全力攻撃(命中率が高まる代わりに防御が弱くなる)、全力防御(敵の攻撃を耐えて、味方を守る)だけでなく、敵との距離(25mや600m)指定するためかなり多種のユニットがある

条件分岐

GNO2にも用意されていた「条件分岐」は、残HPが10%刻みで用意されているほか、敵/味方が複数集まった場合も指定できる

 このほか、GNOシリーズに共通する点としてチーム制のランキングが用意されており、有効な戦術や組み合わせを情報共有して、チームランキングの上位を目指す、任務を成功に導くといった作戦も取れる。なお、サーバーはGNOシリーズが複数用意されていたのに対して、GTOでは当面1サーバーのみ。最大5万人程度まで同時に遊べるスケーラビリティーを持つという。

 対応OSはWindows Vista/XP/2000。動作環境は以下の通りだが、3D画面と2D画面によって異なり、3D HIGH(ハイクオリティー)モードでは、ビデオメモリー256MB以上のGeForce 7600以上、CPUにPentium 4(3GHz)/Core 2 Duo E4200(1.6GHz)、メモリー2GB以上と、GNO2よりかなり高い推奨スペックが要求される。しかし、2DモードのみであればCeleron(1GHz)、メモリー384MB以上、ビデオメモリー64MB以上など、サブノートクラスでも楽しめそうだ。

3D HIGHモード
CPU:Pentium 4(2GHz)(Pentium 4(3GHz)/Core 2 Duo E4200(1.6GHz)以上を推奨)|メモリー:1GB(2GB以上を推奨)
HDD:2GB以上の空き容量|グラフィックス:DirectX 9.0c対応、ビデオメモリー128MB以上搭載(256MB以上を推奨)、GeForce 6200(GeForce 7600以上を推奨)|インターネット接続環境:ADSL 8Mbps以上の常時接続環境
3D LOWモード
CPU:Celeron(1.6GHz)以上(Pentium 4(2GHz)以上を推奨)|メモリー:512MB(Vistaでは1GB以上)
グラフィックス:ビデオメモリー64MB以上搭載、GeForce 5200FX以上(ただしオンボードグラフィックスは未対応)|上記以外は3D HIGHモードと同様
2Dモード
CPU:Celeron(1GHz)以上|メモリー:384MB(Vistaでは512MB以上)
グラフィックス:DirectX対応、ビデオメモリー64MB以上搭載|上記以外は3D HIGHモードと同様


GNO/GNO2やミスタードリラーアクアの体験版もある
「バンダイナムコ ゲームス PCオンラインゲーム情報」がオープン


PCオンラインゲーム情報の画面イメージ

バンダイナムコ ゲームス PCオンラインゲーム情報の画面イメージ

 なお同日、同社が開発/サービス提供するオンラインゲームの総合情報サイト「バンダイナムコ ゲームスPCオンライン情報」をオープンした。ゲームタイトルやゲームプレイに関する情報をニュース形式で配信するほか、携帯電話機向けに提供している「ミスタードリラーアクア」の体験版をプレイすることもできる。URLはhttp://www.bngpc.net/


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