楽天(株)は18日、同社の会員向けサービス「my Rakuten」を「my Rakuten BETA」としてリニューアルしたと発表した。my Rakuten BETAでは、ユーザーが表示コンテンツをカスタマイズできるようになった。従来同様に会員登録が必要で、無料で利用できる。
従来のmy Rakutenは同社が提供するサービスのリンク集で、ユーザーがカスタマイズすることはできなかった。my Rakuten BETAでは、表示コンテンツを「楽天市場」のランキング情報や「楽天トラベル」のエリア特集など117種類の中から選択でき、レイアウトもカスタマイズできるようになった。コンテンツの選択とレイアウトの変更はマウス操作のみで行なえる。
なお、my Rakuten BETAは、オブジェクト指向のスクリプト言語「Ruby」と、ウェブアプリケーションの開発フレームワーク「Ruby on Rails」で開発されている。今後同社は、RubyとRuby on Railsを用いて大規模なトランザクション処理(複数の処理をひとつの処理として管理する方式)や高度なセキュリティー処理に対応するアプリケーションソフトの開発に取り組むとしている。